乗車日 2026年5月9日
2016年の急行はまなすの廃止以後、定期列車が無くなったJRの「普通急行」
今回は、宗谷本線で設定されたプラチナチケットの臨時観光列車でかつ、大変貴重な「普通急行」列車である「花たびそうや号」の往路(下り)稚内行きに、ご縁があって乗車したので、その様子をお届けします。
今年の運転日は
- 往路(下り)稚内行き 5月9日・16日・23日・30日 土曜日
- 復路(上り)旭川行き 5月10日・17日・24日・31日 日曜日
の4往復での運転でした。
GW明けからの5月の運転で、季節上は涼しい日での運転でした。

東京からAIR DO81便で旭川へ

二俣川5時10分発の直行バスで、6時くらいに羽田空港第2ターミナルに到着。
HD0081(NH4781とのコードシェア)で旭川空港へ…使用機材はB767でした。
8:35に旭川到着
旭川空港、到着後バスに乗って旭川駅に行けますが、3人で割ればトントンになるという事で、3時間だけレンタカーを借りて旭川駅へ…
いつも観光RTAをしている奇行集団のため、発車までのわずか1時間30分の間に、ラーメンを食べに行きました。

パチスロビッグエコーに併設する「らーめん無想」さんで頂きました。
旭川駅到着 いよいよ急行花たびそうや号に乗車

急いでレンタカーを返却していただいて、その間に旭川駅構内でえきねっと購入の乗車券を発券。

発車の6分ほど前に、旭川駅改札を通過。発車までわずかしかありませんが、撮影RTA。
旭川駅の巨大な屋根が非常に写真映えしてかっこいい!
今回の使用車両は
↑稚内
・キハ40 1790 山明
・キハ54 528 元急行礼文車
・キハ54 527 元急行礼文車
・キハ40 1791 紫水
↓旭川
の4両編成での運行。
4両も繋いでいますが、ロングシート部分はフリースペースとして開放している事もあり、4月9日の10時発売とほぼ同時に完売となりました。
この日はまだ団枠(旅行会社枠)が無く、一般枠の発売のみなのでマシだったようです。

車内で様々な場所から集まってきた仲間と合流しながら、10時13分:いつの間にか旭川を発車。
今回、全国各地の仲間に協力を呼びかけ、キハ40 1790 山明・キハ54 528 元急行礼文車の2両に分かれて多数の席を確保。協力してくださった方、誠に御礼申し上げます。

旭川駅発車後、車内スタッフより、花たびそうや号2026年版のしおりが配布されました。

今回、キハ54の急行礼文の車両に乗車。車両自体も台車周りを除いて、ほぼ原型なので、急行礼文を疑似体験しているかのようでした。

車内が温かみのある木目調の山紫水明車両と違って、無機質というか質素な車内ですが、だからこそ昔の急行列車旅を追体験出来た気がします。
最初の停車駅:比布に到着 発車後、苦しそうに塩狩越え

あっという間に18分が経過し、自動ブレーキの排気音を響かせながら、10時31分比布駅に到着。
20分停車し、10時51分に発車です。
比布駅が所在する比布町は、ゆめぴりか発祥の町。ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
比布駅では、PRパンフレットの配布の他、キハ丼やセリフ玉子かけご飯、地酒などの販売が行われていましたが…

この典型的なデンシャ馬鹿である拙者は、雨で10度を下回る中、花たびそうや号をひたすら撮影。
お腹が空いていなかったこともあり、申し訳なさもわずかにありつつ、パンフレットだけ頂いて終わりました。

比布駅発車後、数分ほどは、最高速度に近い90kmくらいの速度でかっ飛ばしていきましたが、徐々に速度が落ちて行き、塩狩峠に差し掛かりました。
峠越え中は、小説「塩狩峠」の話が行われました。

塩狩越え中、キハ54とキハ40の車両性能の違いが顕著に現れました。
キハ54は2エンジン車。速度を考えるとまだ余力があるなと言う音を立てていた一方…
キハ40は1エンジン1軸駆動車。1700番台化で機関が換装とはいえ、所詮1軸しか動力軸がないため、塩狩駅構内に差し掛かるまで、かなり苦しそうにしていました。
雨天のため、空転しないように気を使っていたので、この区間で2分程度、遅れていました。
続いて士別(サムライしべつ)に到着

11時45分:士別駅に到着。20分停車し、12時05分に発車。


こちらでも当然のように撮影していました。

士別ではご当地キャラクター「さほっち」によるお出迎えがありました。
ホーム上では、天サイダーが販売されたので、思わず購入。

宗谷本線では、最も主要な中間駅である名寄を通過。キマロキ編成が汽笛を鳴らしてくれました。
美幸の鐘が鳴る、美深駅に到着

宗谷本線北部区間に入り、12時43分:美深駅に到着。20分停車し、13時03分に発車します。

美深駅では、びふかカレーやはちみつゆずエールの販売が行われました。
ご覧の通り、物販でかなり賑わっています。
駅構内では、美幸の鐘が鳴り響きます。
この「美幸の鐘」は、日本一の赤字路線として名高かった”美幸線”の廃止(昭和60年9月17日)を偲んで設置された、フランス製の鐘です。

美深を発車し、20分ほどで豊清水信号場に停車。対向の普通4326Dと列車交換をします。

そして黒い音威子府そばで有名な音威子府駅に運転停車。
ドアは開かず、乗務員交代が行われました。

士別駅付近より、並行して流れている天塩川が美しく見える区間を通過します。
この天塩川は、全国で4番目、北海道では石狩川に続いて2番目に長い一級河川です。
実はそばの町:天塩中川に到着

14時15分:天塩中川駅に到着。他より10分長い30分停車をし、14時45分に発車です。

中川町は、発芽そばである誉そば(ほまれそば)が名物の町。山菜の天丼も売られていたので、購入しこれを昼食としました。美味しかったです。
ホーム上で提供されたものは、設備や衛生面の都合上、冷凍そばでした。
機会があれば、生の誉そばを食べてみたいです。

特急サロベツ4号(6064D)の到着を待ち、14時45分いよいよ天塩中川を発車。
トナカイの町:幌延

最後の途中駅、15時19分:幌延に到着しました。

幌延駅では、ブルピーくんとホロベー君が出迎えてくれました。

幌延町は、貴重なトナカイを多数飼育している「トナカイ観光牧場」がある町です。

幌延駅は、オフレールステーションではありませんが、自動車輸送によるコンテナ貨物の取り扱いが行われています。

幌延駅発車して豊富駅を通過後、徐々に景色が開けてきました。
日本海オロロンラインの沿線にそびえる無数の風力発電機や、利尻富士こと利尻山を眺めながら90km/hくらいで快走していきます。

そして稚内市内中心部へ入る前、利尻富士が見えるところで10km/hくらいの速度まで徐行。
サロベツ湿原・日本海・利尻富士の3種をきれいに、写真に収めることが出来ました。

16時35分頃、一つ手前の南稚内駅に運転停車。お見送りがありました。

国道40号を高架線で跨いで、いよいよ終着の稚内駅に到着です。
宗谷本線の道中を見て、稚内市は都会なんだなと実感していました。
終点稚内に到着

16時39分:終点の稚内に到着。

旭川から稚内までの6時間、振り返ってみるとあっという間でした。

この光景を見て、5年ぶりに稚内に着いた達成感で疲れと眠気が一気に来ました。

ホテルにチェックイン後、特急宗谷で札幌までとんぼ返りする仲間を見送り…
稚内市内を少々観光

その後、カーシェアを使って、少しだけ市内を観光。
中心部方面に少し車を走らせ、日本最北端のマクドナルド 40号稚内店を訪問。


翌日、また来ることになるのですが、ノシャップ岬に行きました。
涼しいどころか東京の冬以上に寒かったです。
「北海道だし当たり前じゃねぇか!バカじゃねぇの?」と、辛辣なツッコミが来そうですが、翌日以降は東京以上に暑かったです。
服装の調整が難しく面倒くさかった…

今回の宿泊先は、安定のドーミーイン稚内。GW明けと言う事もあり、比較的安価に泊まれました。

そして夕飯はは、ドーミーイン稚内の目の前にあるじゅうべぇさんでジンギスカンなど…
味が付いておらず、たれは焼肉のようにつけて食べるタイプ。鉄板上で塩、胡椒をかけて調理します。

腹が膨れるまで食べた後は、ホテルに戻り、温泉「天北の湯」でさっぱり…
露天風呂で暖まったり、冷えたりして気持ちよかったです。
そして名物の夜鳴きそば。ごく普通のラーメンが染みる~
というわけで、5月9日の様子は終わり!

