「スガキヤ」。ラーメン、ソフトクリームで東海地方ではおなじみのファストフードチェーンで、多くの名古屋民の日常に溶け込んでいる。
そんな「スガキヤ」であるが、以前は関東に進出していたものの撤退してしまった。
そして2026年10月15日、この「スガキヤ」は、再び関東後に舞い戻ってきたのだ。
関東再進出初出店舗は、旧アピタ長津田ことカエデウォーク長津田のフードコートだ。
今回は「スガキヤ」を食べに、カエデウォーク長津田まで行ってきたのでその様子を軽く紹介する。

最寄りの長津田駅

渋谷駅から急行電車で36分。田園都市線と横浜線が交わり、こどもの国線の始発駅でもある長津田駅にやって来た。
自称「大和市民の恥さらし」である私は、中央林間駅から各駅停車・準急で10分かけてやってきた。ここで勝手に、神奈川県民として差をつけてきたのだ。

東急の駅を出てJR横浜線の改札方面を目指し、出口へ進軍する。
東名高速道路の方向へ歩く

長津田駅南口を出た。神奈中バスの40系統、若葉台中央行きに乗っていくこともできるが、バスの到着は20分後なので、歩いていくこととした。

ひたすら駅前からの道を進み坂を下っては上がってゆく。横浜は丘陵地帯だ。
この風景、名古屋市営地下鉄各線沿いの地上の風景と似ている…
名古屋も栄などの中心部から少し東に進み、JR中央線を越えてゆくと坂の多い住宅街となる。その風景に若干だが似ているのだ。
偶然だが、長津田駅から田園都市線で3駅先は藤が丘駅だ。そして名古屋市営地下鉄には東山線と名の付く路線が走っており、同路線の終点も藤が丘駅だ。
どちらも丘陵地帯の郊外の住宅地で、近くには東名高速道路も走っている。
とこうやって、横浜市緑区を勝手に名古屋市内郊外と錯覚させて歩いていたのだ。ちなみに名古屋市にも緑区がある。

ひたすら道を歩き15分弱、偽家系ラーメンの店と、コラボ商品で大騒ぎを起こした回転寿司チェーンの所を左に曲がる。

公園内に入り階段を進むと…

アピタ長津田もといカエデウォーク長津田の建物が見えてきた~
ちなみに神奈中バス40系統での最寄りは、公園前停留所だ。運賃は230円である。
カエデウォーク長津田の裏は、東名高速道路である。この高速道路を通じて名古屋が輸入されたのでは?…

スーパービバホーム側の入口から入店。何やら「スガキヤ」での支払いの案内がされている模様。

テナント一覧にちゃんと「スガキヤ」があった。
ちなみに長津田のアピタには、カレーうどんと言えばの名古屋飯の「若鯱家」もレストラン街に出店している。
ここはもう完全に東海地方じゃ。ここはもう名古屋だ。
アピタ長津田に到着 ありえんくらいの行列

階段を上がって2階へ行くとそこはフードコートである。そしてスガキヤの行列が見えてきたが、絶望的な長さだ。なんと建物内の端から端まで列が形成されていた。ものすごい長さであった。
経過報告をしよう。12時50分前、最後尾が見えてきて列に並んだのだ。

ゲームをしながら暇をつぶしてゆく…列の中間にはスガキヤのオープン記念期間の案内が行われていた。
スガキヤでは注文の際に、ソフトクリーム類を食後に作っても事ができるのだが、今回は混雑緩和のためできないとの事だ。

そして14時50分、ようやくレジが見えてきた。55分になりキャッシュレス専用レジに案内された。
現金利用の方は、スタッフの誘導により、3組ずつ通常のレジに案内されるようだ。
友人とグーグルLINEで会話していた時、ふと新横から幹飛び乗って名駅降りて「イオンタウン太閤店」に行った方が早いのではと話していた。
実際その通り、並び始めた12時50分に仮にここから最速で名駅に向かったら、同じくらいのタイミングで「イオンタウン太閤店」に到着していたようである。
私の場合、大和から来ているので、もし仮に自宅からだったら、30分くらい早く「イオンタウン太閤店」の方が早く食べれていたであろう。
長津田以外の関東から最も近いスガキヤの店舗は、伊豆箱根の三島田町駅が最寄りの「スガキヤ日清プラザ店」でこちらは9月3日にオープンした。
もし仮にこの店舗を訪れたら14時50分に、店に到着していたようである。
これも自宅からを基準にした場合、提供時間も考慮で、1時間早くスガキヤラーメンを食べれていたのかもしれない…

と言う事で注文が完了した。呼び出しベルを受け取り、席にありつける。
会計金額はこちら(\***)内の値段は、公式サイトを元に名古屋での価格を記載する
- ラーメン単品 \490 (\430)
- ネギ追加 \100 (\100)
- 炒飯 \440 (\430)
- ソフトクリーム \220 (\190)
で合計\1,250だった。公式サイト等を元に名古屋での価格を計算したら、あちらでは\1,150で召し上がれるようだ。
安い事は変わりないが、物価の上昇も感じた。

待っている間もったいないので、同じフードコート内のマクドナルドへ…
プレミアムローストコーヒー(S)\140を購入した。
ソフトクリームのお供のコーヒーを、別のファストフードで注文して嗜むのが俺様流だ。俺が名古屋に行ったときのルーティンである。

呼び出しブザーが鳴るのを待っていると、レジの前にスガキヤのマスコット「スーちゃん」がやってきた。見れて嬉しい…

と言う事でブザーが鳴り、お目当ての品を取りに行く。
普段であれば4分から8分くらいで、ラーメンが提供されるのだが、ご覧の大盛況っぷりで20分強かかった。こんな経験もなかなかし得ない。
ちなみに、このカエデウォーク長津田店では、店舗限定の「スーちゃんコロッケ」「ザクザクポテト」「カリカリチキン」も販売されているようだ。
特に「スーちゃんコロッケ」は、カエデウォーク長津田店の他、星が丘テックランド店・mozoワンダーシティ シネマ棟店・名古屋南アピタ店・イオン清水店の5店舗のみでの販売だ。
名古屋の哲学が着丼

と言う訳でいざ着丼。安心感あるビジュアル…

この飾り気のない器がたまらねぇ

名物のラーメンフォークで麺を引き上げる。実際は使いづらいので箸を使いズーッズッと…
味の感想は
スガキヤだ~。
美味しいか美味しくないかで語るべきではない「スガキヤ」なのだ。
スガキヤは美味しくないとは語られる時があるが…
我々は美味しいラーメンを食べに来ているのではない。スガキヤを食べに来ているのだ。
スガキヤのラーメンでは無い。スガキヤという哲学を食べに来ている。
この魚介豚骨の優しい味に、18きっぷ等で乗り鉄している時のことを思い出させてくれる。
ちなみにウォーク・アピタを運営している企業「ユニー」もスガキヤと同じ東海地方の企業。
アピタのフードコートでスガキヤラーメンは、もう名古屋(広域概念)なのである。長津田は名古屋だ。
平日で学校帰りの高校生も多くフードコートに集まり程々に騒がしい。これも私が知っている名古屋だ。
名古屋気分ではない。
俺は名古屋にいる。名古屋の哲学がそこにある。
このカエデウォーク長津田(旧アピタ長津田)は、もう名古屋の飛び地である。
国土地理院は、このカエデウォーク長津田のみ、関東地方から東海地方に早急に書き換えて欲しい。

続いて炒飯である。はっきり申し上げよう。ごく普通のやや味が濃い炒飯である。だがこれが良い。

ネギトッピングの皿を使い炒飯を掻き入れる。
この炒飯のパンチと優しいラーメンスープを合わせると、これまたレンゲが止まらない~。

最後にシメのソフトクリームと行こうではないか。
この食後のソフトクリームを嗜みにスガキヤに行くと言っても過言でない。ソフトクリームこそメインである。
フードコート店舗ならではの特権だが、他店のコーヒーを仕入れ、ソフトクリームと一緒に流し込むのが俺流。フードコート店舗が好きな理由だ。
と言う事で名古屋の哲学、ごちそうさまでした。

食べ終わった15時40分ぐらいの様子だ。列も並んだ時の1/4~1/5くらいとなっており、レジまで20分~30分くらいと言ったところか…
正直スガキヤに2時間並ぶという、言葉を濁さずに申し上げると「馬鹿馬鹿しい」事をする機会も、もう二度とないと思うのでとてもいい経験をした。
渋谷から電車で36分。バスで10分乗ればもうそこは名古屋だ。スガキヤは50店舗を目標に関東に展開するつもりだ。
飲食店あるあるの無理な店舗拡大でつぶれたというケースを、某立ち食いだったステーキ屋などを見ながら知っているので、ほどほどに拡大する事を期待する。
正直下手に観光地に出店して売り出すより、アピタやイオンのフードコートなどで出店し、名古屋の日常と哲学を地域に根付かせていってほしい。いい意味で関東の文化を侵略してほしい。
以上…
カエデウォーク長津田店の情報
- 住所 :神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4丁目7-1 カエデウォーク長津田店2F
- 営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
- 客席数 :約500席(フードコート共用)
- アクセス:
- ・JR「十日市場駅」より、横浜市営バス65系統、または55系統【若葉台中央】行「霧ヶ谷バス停」下車 徒歩4分
- ・JR/東急「長津田駅」より、神奈川中央交通バス40系統【若葉台中央】行「公園前バス停」下車 徒歩すぐ
- ・東急「青葉台駅」より、横浜市営バス65系統、または55系統【若葉台中央】行「霧ヶ谷バス停」下車 徒歩4分
