【最高級寝台】サンライズ出雲≪A寝台≫シングルデラックスで快眠 松江へ

2026年7月17日

JR線全線走破を目指す友人氏に付き合う、ときには地獄旅。
今回は、木次・福塩・岩徳・呉の4つの未乗路線を3日間かけて走破し、ついに友人氏は九州管内の長期運転見合わせ区間(その前後含む)を除く、JR全区間完乗となりました

まず初めに木次・芸備(備後落合~三次)・福塩線に乗るために、寝台特急サンライズ出雲に乗ります。
サンライズ出雲に乗らないと、そもそも効率のいい旅程が成立しないので、乗っていきます。

地獄のレールバス(キハ120)三連続の前に、サンライズ瀬戸・出雲で最も高い個室でかつ、同列車で唯一のA寝台区画となっている「シングルデラックス」に乗車。
地獄の前に天国を味わってまいりましたので、その様子を軽くお届けします。

出発時刻が早くなった東京駅にて

山陽ブルトレ系譜の伝統ある始発駅:東京駅に21時前に到着…

2021年3月:湘南ライナーが特急湘南に生まれ変わった時の改正を以て、東京駅発車時刻が22時00分発から21時50分発に繰り上がりましたが..
本年2026年3月のダイヤ改正を以て、夜間の保線作業時間を確保するため、発車時刻が更に繰り上がり、21時26分発になったことが一部鉄道ファンにて話題となっています。

日本最後の定期寝台特急に少しでも長く乗れるという点では、喜ばしい点と捉えられるかもしれませんが…
私個人の意見として、新幹線や飛行機よりも遅く出発し、少しでも早く目的に付けるというわがままを叶えてくれるのが、栄えある寝台特急の利点と考えているため、長く乗れる遅く出発したいの相反する感情が交錯しています。

横浜からはともかく始発の東京駅から乗るとなると、34分の時刻繰り上げは、ただでさえ思っていたよりも短い自宅出発前準備の時間が削られるため、かなり大きいです。

コンビニを物色してて、入線シーンは見届けてませんでした…
その後、ホーム上で軽く撮影をし、10時打ちで確保していただいた寝台券を受け取る。

このA寝台という表示がかっこいい

シングルデラックス 設備とアメニティ

11号車 サロハネ285 2階にA寝台シングルデラックスが6室あります。ちなみに1階はサンライズツインで4室あります。

通路はB寝台シングルの号車と異なり、1階と2階に分かれず共用です。
そのため、14系や24系ブルートレインの通路に似ており、鉄道ファンには懐かしさを覚える空間となっています。

続いて個室内のご案内

シングルデラックスの特徴

  • 洗面台が個室内にある
  • テーブルと椅子が付いている
  • ベットの幅がB寝台より広い
  • 掛け布団が羽毛布団(B寝台は毛布)
  • アメニティセットとシャワーカードが付いてくる
  • A寝台旅客用のシャワーが同じ号車にある
  • スリッパは共用で無く、使い捨てタイプ

となっています。
荷物はヘッドボードの上にも置くことが可能で、キャリーケース以外は大体置けます。

初期状態ではこのような状態。
アメニティセットは、下り高松・出雲市行きではリネン類の上に…
上り東京行きでは、車掌から検札を受ける際に受け取ります。

この「SUNRISE EXPREE」と書かれた袋がたまらぬ…

アメニティセットの中身がこちら

  • シャワーカード
  • 歯ブラシ(歯磨き粉付属)
  • 髭剃り
  • ブラシ
  • タオル
  • シャワーキャップ
  • レディースキット(コットンと綿棒とヘアバンド)
  • シューポリッシャー
  • サニタリーバッグ

化粧品(ヘアケア用品)

  • JR石鹸     【クロバーコーポレーション クロバー小型石鹸
  • 髭剃りクリーム 【エア・ウォーター・リアライズ 薬用NFシェービングクフォームb
  • シャンプー   【KOSE N&CO(ネイチャーアンドコー)】
  • コンディショナー【KOSE N&CO(ネイチャーアンドコー)】
  • 洗顔料     【ポーラ アロマエッセゴールド ウォッシュモイスチャーN】×2
  • 整髪料     【ポーラ GACHI スタイリングミルクワックス】
  • 化粧水     【ポーラ GACHI フェイスケアローション】
  • 洗顔料     【ポーラ GACHI フェイスウォッシュ】

コンセントプラグは、元々髭剃りでの使用を想定して、洗面台の横にあります。
そのため、ホテルのように充電しながら使う場合は、2m以上の長さの物を用意してくると良いでしょう。
写真の1.8mだとご覧の通りギリギリです。

コンセントの数の少なさや、無線LANルーターが未設置などの点から、古い車両であることを改めて実感。

ミサワホームの素晴らしい内装設計のおかげであまり古さは感じませんが、デビューは1998年。
今年で車齢28歳ともうそろそろ30年選手。どんどん時代が進み、この車も古くなってきている事を実感。
寝台は全室個室のおかげで、ギリギリ時代に付いていけてるというだけ感が否めません。

21時26分 8041M 東京発車~

仕事終わりに駆けつけてくれた、別の友人KT氏からのお見送りを受けて発車~

客レ(ブルートレイン等)と違い、ドアが閉まってからはすぐにスムーズに加速。
あくまでも電車である事を実感しながら、夜を駆けて行きます。

地元の駅の崎陽軒のスタンドで買った、昔ながらのシウマイ・新商品のギヨウザ(2026年4月2日発売)を食べます。
常温のままで美味しく食べられる崎陽軒のシウマイは、下りサンライズ乗るときのルーティンと化しています。

同行の友人氏も同じくA寝台を確保…客室内で集まって呑んで食っていました。

40分後くらい会話が弾んだ後、寝る体制に入ります。

平塚駅通過後に車掌からの検札を受けて就寝。羽毛布団で別途も少し大きいので、B寝台よりもぐっすり眠れそうです。

22:55 東経138度軍事境界線こと熱海駅に到着。東日本から東海にバトンタッチ。

サンライズ乗り慣れている方からすれば、この光景違和感を覚えるでしょう。
時刻が大きく繰り上がって、伊東線の最終熱海行きよりも前に到着。
いつもの伊豆急8000系が居ないなと思う中、発着するのは少しだけ違和感を覚え、ダイヤも変わったんだなと実感します。

下りサンライズは徐々に時刻が繰り上がり、静岡駅手前まで、前後の普通列車の間を縫うようにゆっくり走行。
函南~三島~沼津間では、この先でトラブルがあったのか?と少しだけ不安を覚える遅い速度で閉塞追い運転をしていました。

完全に就寝かと思いきや豊橋から先は、それなりの速度でかっ飛ばすため、2~3回目が覚めては寝てを繰り返していきます。
道中の景色を見て大体どこら辺かを予想し、googlemapを確認してから寝ていました。

翌日の朝 伯備線にて二度寝

おはようございや~す

岡山駅の長い乗換放送&切り離し案内で起こされ、岡山駅で後で広島にて合流する友人T氏から見送られながら発車し、伯備線内で二度寝…
伯備線の新見から先で、ようやく目覚めま~す。二度寝できるのが下りサンライズ出雲の醍醐味。

伯備線引用連絡路の山路の光景を見て、東京から1本で山陰に行ける出雲のありがたみを実感。

伯耆大山の手前で景色が開けてきて、素晴らしい朝日が部屋に入ります。

米子駅を発車。車両所の名物、転車台の奥に、DD51 1179号機がお見送りするかのように留置。
近年は工臨や救援、大サロ、特トワを牽引してきた同機ですが…
2006年3月までは、寝台特急サンライズ出雲のルーツ、24系25形使用の寝台特急出雲を牽引する定期運用を持っていました。
寝台特急出雲は、サンライズと異なり、京都から釜をデデゴイに交換し、山陰本線経由で走っていました。

このサンライズ出雲は、98年以前2往復あった出雲の内、14系15形(西日本所有)運行の2号・3号を伯備線経由にしたものとなっています。

こうやって写真を見返してみると感慨深いですね~

9時33分 松江にて下車。宍道から木次線に乗車予定ですが、宍道駅周辺は特に何もないので、1駅手前の松江で降ります。

松江駅を5分くらい散策後…

駅から徒歩5分、イオン松江(旧松江サティ)のフードコートで、すき家で牛丼を食らう。もちろん味噌汁とおしんこを付けないと俺の朝は始まらない…

フードコートエリアのみ開店時間が9時からと早くやっています。他店と違って、朝食メニューの取り扱いはありませんでした。

その後、キハ120レールバス3連続地獄が始まりますが、次回に続きます。

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