【激レア】新潟朝食海鮮丼&現存わずか5機!回転昇降式タワー訪ね弥彦山へ【弥彦パノラマタワー】

2026年8月31日(月)

前日、お座トロ展望列車とDLばんえつ物語号のグリーン車に乗車し、柳都新潟にやって来た。
越後の地には何度も訪れている私であるが、今回は1年ほど前から気になっていたが、結局訪れる事の出来なかった珍しいアトラクションを訪問しようと思う。

それが弥彦パノラマタワーだ。この弥彦パノラマタワーは、弥彦山の上に建つ、日本国内でも非常に希少な回転昇降式展望塔だ。
昭和のノスタルジックな香りと、大掛かりな機械が好きな私にとっては、超うってつけの施設なので訪問してみた次第だ。

今回は弥彦パノラマタワーの他、萬代橋を渡って朝食に海鮮丼を食べ、鉄道だけの旅だとなかなか訪れる事のない新潟市内の白山神社を見て回った後、弥彦で観光をしたのでその様子を紹介する。

萬代橋渡ってぷらっと本町 鈴木鮮魚にて海鮮丼

いつものアパホテル&リゾート新潟駅前大通を出発。
万代シティにも程よく近いので普段だったら、有名な万代そばのカレーライス、通称バスセンターのカレーを食べに行くのであるが、新潟来たら毎回のようにやっているので、今回はあえて行かない事とした。

気温が徐々に上がってくる中、歩いて5分。柳都新潟のシンボルで、国指定重要文化財である萬代橋を渡る。
こうやって新潟島に渡るために使うのは、なんやかんや初めてだ。

萬代橋からは、もう一つの新潟のシンボルというべき、朱鷺メッセを望む。

道中では、新潟交通がかつて運営していた電車線の電車の塗装をまとったバスとすれ違った。

新潟島中心部の古町周辺の雁木の下を通り、少し進むと、ぷらっと本町のアーケードが見えてきた。あともう少しで朝食にありつける…

ぷらっと本町に入り口である本町交差点は、大きな都市にはよくある普通の交差点に見えるのだが、なんとここは、8つの国道が集まる交差点なのだ。

  • 国道7号 青森県青森市まで
  • 国道8号 京都市下京区まで
  • 国道113号 福島県相馬市まで
  • 国道289号 福島県いわき市まで
  • 国道350号 佐渡島経由上越市まで
  • 国道17号 東京都日本橋から
  • 国道116号 柏崎市から
  • 国道402号 海岸線経由柏崎市から

である。当たり前の話でもあるが、実際には8方向から国道がぶつかるわけでなく、東西2方向から国道が重複区間としてやってきているのだ…
なお道路元標は、ぷらっと本町とは反対側、横断歩道を渡った先にあるのだが、その日は暑かったことと早く飯にありつけたかったので、そこまで撮影する事に気が回らなかった。
また柳都を訪れることとしよう。

ぷらっと本町アーケードを入り3分。懐かしの香りがする「フレッシュライフプラザ 青海ショッピングセンター」に到着した。

まだ営業を開始していない町中華屋と、鮮魚コーナーを通り抜け、テーブルにありつける。

このシンプルなメニュー表が食欲をさらに搔き立てる。

と言う事で今回の朝食が到着。お盆がテーブルに到着した瞬間、シンプルな構成ながらも圧倒された。

今回は初めての訪問と言う事で、定番の海鮮丼Aを頼んだ。
はまちやぶり、まぐろなど様々な魚や、イカ、いくらがコンパクトに詰め込まれ、まさに”食べる水族館”だ…←「はっ!?

ホテルの海鮮も食べ放題ビュッフェだと、自分の好きなようにサーモンやイクラを入れすぎて、味が濃くなってしまう。
こうやって目利きの効くプロが、適切な量を美しく盛り付けるのは、実際にここに来ないとできない体験である。

それに鮮魚店の中で食べるというこのライブ感も、ホテルでは決してできない。

もちろんメインの海鮮丼も良いが、付け合わせのきゅうり漬け・ごま豆腐・漬物、そして南蛮エビの頭が2匹も入った味噌汁は、言うまでもなく絶品だ。

ここで下手に「コスパ最強」だと安売りするつもりは無い!それは失礼だと考える。

1,900円という適切な価格で、ちゃんと満足できる食事、体験をしたというのが大きかった。
こうやって適切な金額をお支払するというのも、とても心地が良い。

新潟本町 鈴木鮮魚
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白山神社を訪問 新潟交通白山前駅の跡地も見る

本町通りから西へ進み、古町通りのアーケードへと進む。

アーケードが終わり、雁木になった通りを進んで、白山神社 一の鳥居が見えてきた。
歩き疲れてきたが、列車やバス、タクシーなどを使わず、歩くからこそこういった景色に出会えるものだと思う。だから時間確保しての町歩きはやめられないのである。

鳥居に一礼をし、白山神社境内に隣接する白山公園の噴水を見る。隣接と申し上げたが、どちらかというと境内と公園が一体化したような雰囲気だ。

この白山神社は、古くから新潟の総鎮守として親しまれ、1000年以上の歴史を誇る縁結びの神社だ。
一部からは「白山さま」として親しまれている。

拝殿近くの鳥居をくぐり、境内の外に出た。ここのはこのようなモニュメントが置いてある。

そして臨時バス停の方から、市役所の通りの方面に沿って景色を眺める。
何をしているかと言うと、廃線となった新潟交通電車線に縁もゆかりもないながらも思いをはせていたのだ。

現在は交差点自体の形状が変わってしまったが、新潟交通電車線は、白山神社と市役所の間にある交差点の真ん中にある白山前駅から発車していたのだ。

交差点の真ん中の威厳ある駅舎と、併用軌道を走るかぼちゃ色の古い電車を、どこかで写真で見かけたという人も中にはいらっしゃるだろう。

この新潟交通電車線は、この白山前から弥彦線燕駅を月潟経由にて結んでいた路線である。

  • 白山前~東関谷 1992年4月1日廃止(3月20日より休止)
  • 東関谷~月潟  1999年4月5日廃止
  • 月潟 ~燕   1993年8月1日廃止

という形で全線が廃止になった。なお白山前~東関谷間は、まるで江ノ電や京阪京津線を彷彿とさせる併用軌道区間であった事も一部知られている。

ちなみに個人的は話であるが、私の地元の小田急の車両が、この新潟交通に譲渡され、小田急顔と小田急カラーをまといながらこの地を走っていた。なので、他の廃線になった私鉄より個人的には関心が高い。

再び白山公園に戻ってきた。

この白山公園には、蓮池があり、背丈2m近くもある蓮が5000本以上植えられている。

残念ながら7月の花咲くシーズンを過ぎてしまったが、それでも恐怖を覚えるほどに蓮に圧巻されていた。

最後に噴水と鳥居を撮影し、公園を後にすることとしよう。

陸上競技場の方をぐるっと遠回りをしてバス停に向かった。
かつて新潟交通の電車が潜り抜けてきた、市役所本館と分館を繋ぐ連絡通路だが、撤去工事中であった。
なお新潟市役所の分館は撤去され、2029年に再開発されるらしい…
こうやって鉄道が走っていた面影も、徐々に消えてゆくのだと改めて実感したものだ。

越後線と弥彦線に乗車し、いざ弥彦へ

市役所前より10分より短い間隔で走る、新潟交通のバスに乗車し新潟駅へ…
名物のバック式駐車場は無くなったが、バス専用道路より一体化した大きい乗り場になった。
便利になったか否かは地元利用者で無いので判断いたしかねる…

12時21分発の越後線吉田行き4両に乗車し、吉田乗換にて弥彦を目指してゆく…

お目覚めのコーヒーを嗜んでいなかったので、アイスと共にブレイクしてゆく

定刻通り新潟駅を発車。35km/hぐらいでノッチオフし、下り勾配で自然と速度が上がってゆく…

早速停車したのが、2025年3月のダイヤ改正を以て開業した上所駅だ。開業後初めて通る。

信濃川を渡るため、方角を変えてゆく中、複線だった線路も単線になる。この越後線の複線区間は2018年に、新潟駅高架化工事進捗に伴い作られたものだ。
ちなみにここは信号場では無く、新潟駅の場内の扱いだ。なので上所駅は、新潟駅との親子駅である。

萬代橋の方角を見ながら再び新潟島に入り白山駅へ…

内野を過ぎ、住宅地から田園風景へと景色が変わり開けてゆく…
越後赤塚の辺りから、これから向かう弥彦山などが連なる山々を見ながら進む。

開いている隣の座席を、まるで額縁としながら写真を撮るのもいいものだ。

弥彦線との乗換駅:吉田駅に到着。新潟・柏崎・東三条・弥彦からの4方向から線路が集まり、乗場も5つあるので、交通の結節点らしい配線に圧巻される。

また到着した4番線・5番線はホームが短く、支線向けの少し哀愁漂う雰囲気で好きだ。
特に留置線から転用された5番線は、ホーム有効長が3両分しかなく、脇から分岐する私鉄線感がある。

新潟駅ではえきねっとで購入した切符を受け取り忘れた。なので乗換待ちの間、途中下車しMV50にて乗車券と特急券を発券した。

という事で、自動改札機を再び通り、3番線発の弥彦行きに乗車する。

13時38分発:ワンマン弥彦行きに乗車。東三条発で新幹線と接続する事から、車内は座れるが、そこそこ乗っていた。

弥彦線に転線し、90度を描くかのように大きくカーブする。

前面から弥彦山を望むと言いたいところだが、このどうしようもない鉄ちゃんである私は、頭上を走る架線を見ていた。
というのも弥彦線燕三条以北(吉田駅構内を除く)と越後線吉田以西は、直接吊架式で架線が敷かれている。
この直接吊架式は、超ざっくり言えば、実際にパンタグラフが走る電線のみで構成された方式で、速度を出さない路面電車等で採用されている方式だ。

国鉄時代末期に電化された越後線の一部・弥彦線・土讃線では、コスト削減のため、この直接吊架式が採用されているのだ。

弥彦線吉田~矢作間のほぼ中間地点では、よく用いられるシンプルカテナリー式と直接吊架式の切り替えが行われる。
個人的にこの切り替えが気になっていたので、この地点を超えるまで前面展望をしていた次第だ。

矢作駅の手前、並行する県道29号線には、彌彦神社大鳥居がある。
この大鳥居は、1982年上越新幹線開業を祝い奉建された。

  • 高さ30.16m
  • 柱間20m
  • 笠木の長さ38.5m

で両部鳥居としては日本一の大きさを誇る。
種類問わず日本一大きい鳥居は、熊野本宮大社旧社地大斎原大鳥居で、明神鳥居の形式をとっているとの事。

13時46分 目的地の弥彦に到着した。弥彦に訪れたのは、ちょうど5年前の日本一周の時以来だ。

西若松からの乗車券を集札箱に投入し、駅を後にする。
そして弥彦公園入り口付近、終端部より乗ってきた列車を撮影。この落ち着いた雰囲気が好きだ。

ちなみに終着駅の雰囲気を漂わせている弥彦駅であるが、実は終点では無く起点である。
現在の終点は東三条となっているが、元々の終点は越後長沢駅であった。41年前の1985年に東三条~越後長沢間が廃止されている。

直接吊架方式電車線の終着駅を眺める | 鉄道旅のガイド
Railway of Japan。JR弥彦線弥彦駅。新潟県。JRの直接吊架方式電車線は、シンプルカテナリーから吊架線を除きビームに吊っている碍子部分から2本の吊りロットでトロリ線を吊架する方式のことで、JR弥彦線の一部区間は1984年4月8…

5年前は、E127系に乗ってきたことを思い出した。今更ながら、このクルマが南武支線を走っているのは驚きだ。
5年前の自分に言っても、半分信じてもらえなかっただろう。

四季折々の姿を見せてくれる弥彦公園。

弥彦公園トンネルを通り抜けてゆく、よくある公園のトンネルのように思えるが、それにしても小さい車でも通すのかと思うくらい立派だ。

というのもこのトンネルは、国の登録有形文化財に指定されているのだ。
馬蹄形アーチ断面になる煉瓦造のもので、大正時代に作られたものである。

公園を抜け地図を見ながら進むと、越後一宮彌彦神社の鳥居が見えてきた。周辺には温泉旅館があるようだ。

越後一宮 彌彦神社

越後一宮 彌彦神社に到着した。「おやひこさま」の愛称で親しまれている。

石橋から玉の橋を望む。この橋を渡ると伊勢神宮と同じく、神様の目の前にいる雰囲気が出てきた。
創建から2400年あまりの歴史を有するパワースポットなだけある

境内に入り5分、隋神門をくぐり御本殿へ…
おやひこさまでの参拝は、出雲大社や宇佐神宮と同じく、「二礼四拍手一礼」で、古くからの作法が用いられる。

御本殿の横からは、弥彦山ロープウェイの駅へと続く万葉の道が伸びている。また駅へのシャトルバスの乗り場もある。

今回はせっかく来たのだから、万葉の道を歩いて進むこととした。

そこそこの上り坂を進むと、鳥居が見てきた。ここを進むと弥彦山の登山道表参道ルートとなる。

最後の100m強は、歩道と車道が分かれる。ロープウェイ乗り場があるのか少し不安になってきた。

いきなり開けてきて到着!

ロープウェイにて弥彦山へ

弥彦山ロープウェイ山麓駅に到着。往復1500円の乗車券を購入し、階段をあがってゆく。

この弥彦山ロープウェイであるが、ゴンドラも駅も、何もかもがノスタルジックだ。昭和の頃からほとんど変わって無い雰囲気。

5月に有珠山ロープウェイに乗ったのだが、いい意味であちらとは大違い。

風が通り抜けるロープウェイ。徐々に標高が上がり、弥彦の街、そして越後平野が大きく見えてくる…

山上駅に到着し、長い階段を上がると、早速お目当ての弥彦パノラマタワーが見えてきた。ちょうど上昇中だったため、弥彦山の看板と一緒に写真が撮れた。

乗り場から歩いて、展望ビルに向かう階段の途中。弥彦山の一つの名物、クライミングカーと絡めた写真を撮る事が出来た。

お目当てのパノラマタワーに向かう前に、彌彦神社奥宮に向かう事とした。
弥彦山の標高はスカイツリーと同じ※634m。そのため、地デジ放送とFM放送の送信所が置かれている。
弥彦連山の一つである多宝山には、弥彦山気象レーダー観測所が設置されている。
※古い資料では638mであるが訂正されている

彌彦神社奥宮に到着した。人が少なく寂れた感じもあるため、最果ての雰囲気である。ポケモンやぼくの夏休みにでてきても不思議では無い雰囲気である。

奥宮の鳥居をくぐる前に、越後平野側の景色を望む。

そして奥宮の参拝を終え、日本海側の景色を望む。ただただ雄大だという印象で、思い出せば思い出すほど神々しく思えてきた。

彌彦山の石碑を写真に収めた。この弥彦山は、長距離自然歩道「中部北陸自然歩道」の一部となっている。
小学生みたいな感想を述べるが、長距離自然歩道の一部として整備されている点からも、この日本という国の壮大さを思い知った。

中部北陸自然歩道 – 新潟県ホームページ
中部北陸自然歩道ルートマップを掲載しました。

クライミングカーにて「弥彦パノラマタワー」へ

売店の券売機にて、クライミングカーとパノラマタワーの切符を購入。この昭和の頃からほとんど変わってない雰囲気が非常にツボである。

乗ったクライミングカーは、たまたま貸切状態であった。

クライミングカーは、ゆっくり吸い込まれるかのように下ってゆく…

降下中、ちょうどパノラマタワーが動き始めた。上昇中の姿を見られたので、ますます気分が高揚してくる。

スカイライン駐車場建物に到着。そのまま2階に上がり、待合室で待機。

無機質というか、観光地としての飾り気のない雰囲気が一人旅している身としては落ち着く。

回転昇降式タワーグッズ

回転昇降式展望塔であるが、稼働しているのは5機である。(横浜はシーパラダイスタワーは長期休業中)
この弥彦山パノラマタワーは、現存している展望塔で最古のもので、1970年から稼働しており、今年で56年も経っている。

立地標高は海抜520m。上昇時の高さは80mで、海抜600mから越後平野と日本海を望める。

展望設備はこんな感じで、エアコン等の設備はリニューアルされているが、それ以外はほとんど変わらず、かつ非常にきれいに内装が保たれている。

上昇時の景色はこんな感じ…とにかく広がる越後平野に圧巻された。

弥彦山にそびえる電波塔もこんなに見える。

椅子に座りながら、正真正銘360°全方位の景色が見られるのは、とにかく面白い。

空中眺望もおわりいよいよ降下。平日なのでやっていなかったが、弥彦ロープウェイ展望食堂も面白そうで訪れてみたいところである。

降下する展望塔のシルエットを最後に眺め終了!

そのままクライミングカーに乗車し、ロープウェイでいよいよ山を下りる。

流石に暑さも相まって歩き疲れたので、シャトルバスで本殿横までわずか3分弱で乗せて行ってもらった。

弥彦山登頂も、彌彦神社参拝の一部として捉えて、山に上がらせていただいた。
ここで彌彦神社鳥居にて一礼し、弥彦駅を目指すこととした。

帰り道、「おもてなし広場」の目の前を通った。今回、昼飯は食べてなかったというか調達が出来なかったのである。彌彦神社参拝の前に、軽く何か食べておけばと反省していた。
また弥彦を訪れた際に、ここの利用も検討しよう。

弥彦線乗車 夕飯に小嶋屋総本店にてへぎそば(野菜天へぎ)

17時21分発 吉田行きワンマン275Mに乗車。弥彦駅にゆっくり入線するこの雰囲気が好きだ。

ゆっくり2両停目に目がけてゆく

いざ乗車。再び一礼をするかのように、大鳥居を撮影した。

吉田駅にて東三条行きに乗り換え。地元の高校生らで車内は賑わっていた。

という訳で燕駅に到着。新潟交通電車線の終点である。
今朝、白山前駅跡地を訪れたので、新潟交通の線路はこうたどっていたのかと、並行する道路を見ながら思いをはせていたところだ。

月潟駅跡地には、新潟交通電車線のかぼちゃ電車が保存展示されている。
今度は、そこも訪れてみたいなと感じたところだ。

信濃川支流の中ノ口川を渡り、いよいよ燕三条だ。

燕三条の駅で電車を降りて急いで駅から離れてゆく…
そして小嶋屋総本店燕三条店に到着。夕飯を食べてゆく!

頼んだのは野菜天へぎだ。今朝海鮮を味わったので、陸の幸・山の幸を味わおうではないか。

「布海苔」をつなぎに使った弾力のあるそばを味わい、越後の食を啜り締めた。

そばは大好きが大好きで、迷ったら大抵そば屋に立ち寄る私であるが、へぎそばの独特の食感はやはり癖になる。
旅程の都合で、必ずしも来るたび毎回食べられるわけでないが、越後を訪れる理由にこの「へぎそば」も挙げられる。

そして塩で味わう美味しい野菜天もたまらない。いい具合に纏ったしつこくない油とサクサク感が美味しいのである。
サクサク感を失わないように、3種の塩で噛みしめることもでき、帰る前のいい思い出だ。

燕三条駅に戻ってきた。発車まで約25分あるので、構内のNewDaysでお土産を仕入れた。

19時10分発 とき340号に乗車し帰る事とする。
E7系/W7系のシンプルながらモダンな配色は、ただスピードを出す新幹線ではないというのを表しているように思える。
一言で表すならば「優雅」と言った方が良いだろう。

実は期限切れ間近の優待券を頂いた。せっかく大きく割引になるので、最大限活用すべくグリーン車にて帰る事とする。

定期列車であるため車内販売(ワゴンサービス)が実施されている。翌日早くから仕事であったのが、そんなことをお構いなしに、コーヒーとアイスを頂いた。せっかくなのだから…
普通の珈琲では無く、期間限定で販売している「Tully’s COFFEE」の新幹線オリジナルブレンドである。
アイスも昼にバニラ味を食べたので、ラ・フランスの物を食べた。

20時56分 定刻通り東京駅に到着した。丸の内のビル群の灯が、静かに挨拶しているかのように思える。

その後、大手町駅まで歩き、小田急ロマンスカーメトロホームウェイ号でのんびり帰る事とした。

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余談
E7系/W7系であるが、キャノピー型運転台でまるで500系みたいだなと、知識を深めていく中で実感した。
JR西日本共同開発車である同系列。意図せずかはわからないが、私の好きな500系新幹線の魂が、ここにも生きているのだと感じた。

おわりに 何度も訪れている場所だからこそ冒険すべし

何度も訪れているつもりの地だからこそ、同じ街、地域の少し離れた場所に行くことによって、新たな発見と楽しみがあるのだなと実感した。
さすがに日本各地でそのようなことは到底できないが、いつも旅で訪れる場所があるなら、そこでこそ思い切って冒険してほしい!

冒険して失敗したって構わないじゃないか。またどうせその場所を訪れるのだから…

ちなみに何度も旅で訪れている場所であるが、私にとって、それは柳都新潟・会津・信州善光寺平の3つである。
関東からそこそこ近くてそこそこ遠い事や、いろんなルート手段で行ける事。柳都新潟と会津については、最近お付き合いするようになった知り合いが居る事も大きいであろう。

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