【疑似宇高航路】宇野から高松までフェリーで行ってみた【四国汽船】〈旅行記番外編〉

2026年現在、本州岡山から四国高松までは、鉄道または高速道路にて、瀬戸大橋を使ったルートが主流となっています。

1988年の瀬戸大橋開通以前までは、宇野港~高松港間の宇高航路があり、鉄道連絡および国道30号海上区間として機能していました。

運営公社ならびに会社は、国鉄(後にJR四国運営)・四国フェリー・津高汽船・宇高国道フェリーが就航していましたが、2019年12月15日の運行を休止し、1910年からの109年の歴史に幕を閉じました。

ですが2026年現在も、直行では無いものの、ほぼ直行で宇野港~高松港間を船で行くことが可能です。
今回は岡山駅から宇野経由で高松港まで至る様子をざっくり紹介していきます。

岡山駅より宇野線に乗車

岡山駅の切り欠きホーム7番乗り場より、宇野線ワンマン宇野行きに乗車。
階段側の8番乗り場より高松まで、1時間ほどで結ぶ快速マリンライナーが停車していました。

乗車したのは岡山15:15発→宇野16:12着の653M列車です。

岡山駅から約25分 茶屋町駅に到着。本四備讃線と分かれ、高架を下っていきます。
なお列車によっては、宇野線はこの茶屋町駅発着となります。宇野線利用の際は時刻表をお確かめください。

岡山駅から57分。終点の宇野駅16時12分に到着しました。
宇野駅が属する玉野市では、地域観光活性化のため、JR宇野みなと線アートプロジェクトが実施され、現代アート作品として機能しています。

サイクリングとも相性がよく、観光列車 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)に直接、自転車を積み込み、玉野市周辺や、フェリーを使ってこれから通る直島を観光し、現代アートを体験する事が出来ます。

宇野港フェリー乗場から直島(宮浦)行き乗船

駅から徒歩3分。駅目の前にある宇野港四国汽船フェリー乗り場では、ちょうど折り返しのフェリーが着岸していました。
やってきたのは2018年3月就航の新造船「あさひ」です。

宇野駅から18分の乗換で、16時30分発直島(宮浦)行き乗船します。
※宇野~直島(宮浦)間では、フェリーの他、高速船も就航。高速線乗り場は埠頭の向かい側なので注意。

直島行きフェリー・旅客船、豊島・犬島行き高速旅客船なら四国汽船
瀬戸内国際芸術祭の舞台・直島行きのフェリーなら四国汽船をご利用ください。 豊島や犬島への高速旅客船もご用意しております。

ターミナル内の券売機で乗船券を購入。運賃は370円で、交通系ICカード・クレジットカードの利用が可能です。

下船完了次第、桟橋の係員に乗船券を渡して乗船。

船内はざっくりこんな感じ

中央には背の低いソファータイプの席があります。

飲み物の自販機が3台。自販機裏手にはお手洗いがあります。

船内前方には展望甲板へ上がる階段があります。

「あさひ」の船内マップです。

先頭部分にて景色を眺めます。
左に見えるのが直島。右に見えるのが無人島の葛島です。

宇野港を出港してわずか20分。直島の宮浦港に到着しました。
直島には、3つの港があり、島の西に位置する宮浦・東に位置する本村・北に位置する風戸せと(一般人利用不可)があります。またそれぞれ宇野港から四国汽船が就航しています。

直島はアートの島。宮浦港の埠頭には、草間彌生の作品「赤かぼちゃ」が置かれています。

という訳で、車両甲板に降りて行きましょう。

直島滞在時間わずか10分 同じ船に再び乗船

車両甲板の扉が降り下船。

カフェ併設の待合室で乗船券を再び購入。
宇野行きフェリーと高松行きフェリーで券売機が異なり、かつ同じ場所に並んでいるので、購入の際は注意。

直島(宮浦)から高松までの運賃:680円。
宇野から直島(宮浦)が370円なので、乗船賃合計1,050円となります。

3連休の最終日。最終の高松行きフェリーと言う事もあり、乗船の列が長かったです。

って事で、察しの通り、宇野から同じ船に乗船。実質直行便←頭悪いwwww

17時00分。直島(宮浦)を出港。初の直島滞在はわずか10分で終わりました。
1時間かけていざ高松港へ。到着時刻は18時です。

宇野→直島間では20名程度の乗船でしたが、こちらでは船内はほぼ満席でした。

出港から20分。右手にはきれいなおにぎり型の山をそびえる無人島「大槌島」が見えてきます。
この島の真ん中を境に、北が岡山県、南が香川県です。

50分ほどで、高松駅周辺の市街が見えてきました。

サンポート高松のシンボル・高松港玉藻防波堤灯台、通称「せとしるべ」を横目に高松港へ進入。

18時ちょうど。高松港に無事着岸しました。

今写真に見えている赤いシマシマの船は、雄雌島海運の新造船「めおん」です。
2021年2月28に就航し、高松港から女木島・男木島へ1日6便就航しています。

高松港にはオリーブで有名な小豆島への、小豆島フェリーも就航しています。

岡山から通常の約3倍の時間をかけて、無事に高松に到着しました。

みなさんが気になる客船ターミナル内の様子ですが、小豆島土庄(小豆島フェリー)・小豆島池田(国際両備フェリー)・直島宮浦(四国汽船)の窓口が設置されています。

高松港からの連絡デッキを歩いて約5分。高松駅前に到着しました。
この長い通路で、国鉄時代の鉄道連絡船の連絡通路を疑似体験した気になっていました。

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運賃比較

岡山から高松までマリンライナー利用の場合

  • 乗車券   1,660円
  • 指定席   +840円
  • グリーン車 +1,260円

岡山から宇野・直島(宮浦経由の場合)

  • 岡山~宇野乗車券 590円
  • 宇野~直島乗船券 370円
  • 直島~高松乗船券 680円
  • 合計       1640円

なんと直島経由でフェリーを使う場合、マリンライナー運賃のみより20円安いことが判明!

小豆島経由で渡る手もある

岡山県本土と香川県本土の間には、今回経由した直島の他にオリーブで有名な小豆島がある事が知らていると思いますが、なんと小豆島で経由する方法で、岡山から高松へ船で移動する方法があります。

  • 岡山駅よりバスで新岡山港(岡電バス91号・92号系統)
  • 新岡山港より土庄行き(国際両備フェリー・小豆島フェリー共同運航)
  • 土庄港より高松行き(小豆島フェリー)

で行けるとの事が、運賃や時刻等は、行こうと思った際に詳しく調べてみます。

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