【2021年改正版】謎ルートを走行「ホリデー快速鎌倉号 南越谷行き(復路)」乗車記〈鎌倉→南越谷〉

乗車日 2021年6月12日

みなさん、こんにちは!keitripです。今回は、鎌倉駅を発着する臨時快速列車、ホリデー快速鎌倉の南越谷行き(復路)に乗車してきました。

鎌倉への行楽客を運ぶために設定されている臨時快速列車、時刻表を見て気になった方がおられるかと思います。そんな、列車の車窓や車内の様子をお届けいたします。よろしくお願いいたします。

2021年6月時点では、武蔵野線南越谷発着でしたが、2021年10月より、武蔵野線吉川美南発着となっています。
運転車両もE257系系5500番台 リニューアル車両に変更されています。

  • 往路 鎌倉行き 吉川美南8:00発 → 南越谷 8:10発 → 終点・鎌倉 9:54着
  • 復路 吉川美南行き 鎌倉17:21発 → 南越谷 19:08着 → 終点・吉川美南 19:17着

往路・復路ともに、南越谷〜鎌倉間の運転時刻の変更は無し

最新の乗車記録ではありませんが、使用車種と始終着駅の変更以外は、特に変化はありませんので、割と参考になるかと思います。

始発の鎌倉駅

ホリデー快速鎌倉の始発駅である、鎌倉駅に到着しました。
17時14分発の横須賀線東京行きの7分後、17時21分の発車です。

横須賀線鎌倉駅は、上下1線の計2線しかホームがありません。そのため、土休日には多くの利用客でごった返します。
この日は、クラブツーリズムの団臨や、ホリデー快速鎌倉の後に、鎌倉あじさい号が走り撮影や乗車される鉄道ファンで、普段よりも賑わっていたと思います。

多くの臨時列車が発着する駅にしては、非常に手狭な印象です。

入線

17時18分 発車の3分前にホリデー快速鎌倉号が入線してきました。
車両は豊田車両センターに常駐されてるE257系500番台です。

駅員による放送で、全車指定席であることが繰り返し放送されていました。

行き先表示器は、快速のみを表示していました。

座席

E257系500番台は特急型車両のため、回転式リクライニングシートとなっています。
なお、快速列車のため、特急列車と異なり枕カバーは外されています。

臨時富士回遊で使用される編成のため、中央線特急の利用案内が提示されていました。

17時21分 鎌倉駅発車

17時21分 鎌倉駅を発車しました。車内は、6割程度の席が埋まった印象です。
鎌倉での行楽客が大半でした。

列車は次の北鎌倉に停車します。地元の高校生が少し珍しそうに、この電車を見ていました。

北鎌倉を出ると、東海道線と合流して大船です。

17時28分 大船駅に到着しました。大船駅からは、1名が乗車してこられました。

大船駅を発車後、根岸線と別れて、横須賀線の線路を走行します。

その後、戸塚駅手前で東海道線(旅客線)に転線しました。東海道線からの湘南新宿ラインとは逆の走行経路を取ります。

先ほどのポイント通過のため、45km程度でゆっくりと戸塚駅を通過しました。

戸塚駅通過後は、110kmまで加速して特急列車と変わらない走りを見せます。
臨時快速なので95kmまでしか出さないかと思いました。

横須賀線東戸塚駅付近で、横須賀線と東海道貨物線と分かれて行きます。
横須賀線は、トンネルを抜けたらすぐに合流します。

保土ヶ谷を通過したのちに、相鉄線と並走しもう間もなく横浜です。

17時43分 横浜駅到着

17時43分 横浜駅に到着しました。到着ホームは東海道線ホーム7番線です。
横浜からは鉄道ファンとみられる方々や、親子が7名程度乗車してこられました。

鉄道ファンからすれば「お☆ま☆た☆せ☆しました」って感じですが、横浜の次は、武蔵野線西国分寺です。そこまでの区間では、なかなかに奇妙な経路を通っていくことになります。

横浜駅発車後、いつもの東海道線と変わらない走りで東神奈川、子安を通過してきます。

そして京浜東北線がオーバークロスしてすぐに、減速し始めて45kmまで速度が落ちました。

鶴見駅手前、京急線花月総持寺駅付近で、東海道貨物線に転線します。

その後、鶴見駅に2分程度、運転停車します。乗務員交代なのか、単純な運転調整なのかはわかりませんでした。

鶴見駅発車後、横須賀線と並走するようにして、東海道線、京浜東北線と分かれて行きます。

横須賀線の下を走った後、70km程度まで加速します。2分程度走ったら尻手からの尻手短絡線が合流してきました。

その後、左へS字カーブを描いて、新鶴見機関区の横を通り…

新鶴見機関区に隣接する新鶴見信号場を通過します。ここ付近で新宿方面行きの湘南新宿ラインと並走します。

普段はなかなか通ることのできない、武蔵野線(南線)の地下トンネルへ潜っていきます。
先ほどの鶴見駅から新鶴見信号場までは、多くの方がご存じの通り、特急湘南や相鉄線直通電車に乗車すれば通りますが、ここからは一部の臨時列車でないと通れません。

地下トンネル内では、65km程度まで加速して、40km程度まで落ちたら再び加速してを繰り返します。

地下トンネル内は、電波が圏外となります。注意してください。

18時05分頃 再び、地上へ出ました。

JR貨物 梶ヶ谷貨物ターミナル駅を通過します。その後、再び長大なトンネルへ入ります。

18時18分頃 また地上へ出ました。京王相模原線稲木駅付近です。京王線の線路を見ることができます。

その約2分後には、南武線と並走し多摩川を渡ります。

この日は、前述のとおり鎌倉あじさい号が走る日なので、多くの鉄道ファンが撮影されていました。

府中本町駅を通過し、ここから旅客列車も走る武蔵野線へ入ります。

一度トンネルへ入り、次の北府中駅を通過します。
先行列車に詰まってるのか35km程度とゆっくりと走っていきます。

18時27分 西国分寺到着

18時27分 西国分寺駅に到着しました。

全体の内の3~4割程度の降車がありました。

西国分寺を発車して、新小平を通過して次は、新秋津です。

西武池袋線との乗り換え駅である、新秋津に到着です。ここでも数名降車されました。

全車指定席とは知らないと思われる方の乗車が6名程度ありました。

次の、東所沢に到着しました。

東所沢発車後、新座貨物ターミナル駅を通り、新座駅を通過…

18時47分 東武東上線との乗換駅である、北朝霞駅に到着します。

北朝霞駅を発車した後、荒川を渡ります。

西浦和駅を通過して、むさしの号が走る大宮支線と分かれて行きます。

しもうさ号が通る、西浦和支線と合流し…

18時54分 埼京線との乗換駅である武蔵浦和に到着です。

武蔵浦和の次は、京浜東北線との乗換駅 南浦和に到着です。ここでは1名降車されました。

東浦和駅を通過して2分くらいすると東北道を跨ぎます。

埼玉高速鉄道との乗換駅である、東川口駅を通過します。

東武スカイツリーラインの下をくぐり終えると、終点の南越谷です。

19時08分 終点南越谷到着

19時08分 終点 南越谷に到着です。到着後は回送となり、吉川美南で折り返し車庫へ引き上げます。

車内の確認後、到着してから約3分後に発車しました。

ホリデー快速鎌倉の時刻・運転日

停車駅到着時刻発車時刻備考・乗り換え
鎌倉17:212番線発 ホーム中程に停車
北鎌倉17:2417:25
大船17:2817:295番線発
横浜17:4317:43東海道線7番線発
西国分寺18:2718:28
新秋津18:3618:36
東所沢18:3918:40
北朝霞18:4718:48
武蔵浦和18:5418:55
南浦和18:5718:58
南越谷19:0819:14分発 東京行き

2021年11月の運転日

11月

  • 3日(水・文化の日)、6日(土)~7日(日)
  • 13日(土)~14日(日)
  • 20日(土)~21日(日)
  • 23日(火・勤労感謝の日)、27日(土)~28日(日)

2021年8月20日 プレスリリース

秋の臨時列車の運転について

※10月からは、往路、復路ともに吉川美南発着で運転(往路 8:00発・復路 19:17着、南越谷以南の時刻の変更はなし)

2021年12月の運転日

12月

  • 4日(土)~5日(日)
  • 11日(土)~12日(日)
  • 18日(土)~19日(日)

2021年10月15日 プレスリリース

冬の臨時列車の運転について

感想

コロナ禍の影響を受けてなのかはわかりませんが、当日でも思ってたよりは空席がありました。
なので、横浜までの短距離での利用をしても問題はないかと思います。

また、鉄道ファンの利用は少なく、鎌倉への行楽客が大半を占めてるのが印象的でした。

新秋津や北朝霞などの、JR各線や私鉄各線との乗換駅に停まるので、埼玉県内の私鉄各線からの利用が大変便利です。
鎌倉を訪れる際、鎌倉から帰る際には、ぜひ利用してみてください。

鉄道コム

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