【E257系2500番台】修善寺発特急踊り子16号乗車記|利用状況は?≪修善寺→横浜≫

JR線ー全ジャンル

乗車日 2021年5月28日

みなさん、こんにちは!keitripです。今回は、伊豆箱根鉄道撮影旅の帰りに、修善寺発の特急踊り子16号に乗車しました。

今年2021年3月のダイヤ改正で特急踊り子号は、185系からE257系に完全に交代し、自由席廃止や新料金体系になるなど、大きな変化が起きました。
この伊豆箱根鉄道線直通の踊り子号では、伊豆箱根鉄道線内では料金不要だったものが、特急料金200円必要になりました。

そんな、特急踊り子号の2021年現在の乗車記になります。よろしくお願いいたします。

今回使った特急券 チケットレスサービス

今回は、えきねっとのチケットレスサービスを利用しました。
修善寺から横浜までの特急料金は、伊豆箱根鉄道線の料金を含め1,220円なのですが、
東海道線特急「えきねっとチケットレスサービス」START記念キャンペーンで、300円引きされて、920円になります。購入時めちゃくちゃ安くて驚きました。

なお、チケットレスサービスは、他の特急でも100円引かれるのでお得です。

始発の修善寺駅

伊豆箱根鉄道線の終点、修善寺駅にやってきました。
入線は、時刻表を調べたところ、14時06分と1時間30分前だそうです。

修善寺駅の発車表です。発車時刻は15時39分になります。

行き先表示機になります。もともと房総方面の特急車両として使われていたのですが、その時と同じものが使用されています。

車内

デッキ

E257系2500番台のデッキになります。外観は大きく変わりましたが、デッキ部分は内装がほとんど変わっていませんでした。

トイレです。こちらも改造前と全く同じです。

客室内

客室になります。大きな特徴としては、座席上に予約状況を示すランプがあることですね…
モケットと荷物棚の壁の色は、海をイメージしたものに交換はされていますが、座席そのものは変わっていません。

改造前 500番台の車内

予約着席時は緑色のランプが、予約区間が近づくと黄色のランプが、予約してない区間の場合は赤色のランプが点灯します。

座席未指定券で乗車の際には、赤色ランプの席に座ります。

もう一つの特徴は、窓側の席にコンセントが設置されているところです。車内で充電できるのは地味にありがたいですね…

壁側には一つだけ、荷物をかけるフックがあります。

15時39分 修善寺発車

15時39分 修善寺駅を定刻通り発車しました。

次の停車駅、大仁までは山の少し近くを走りカーブが続きます。普通電車では、自動放送により注意喚起がなされます。

乗車率は、私ら2人含め8名程度でした。

修善寺を発車して4分で、次の大仁に到着します。
1300系のイエローパラダイストレインとすれ違いました。JRの特急で西武とすれ違う少し不思議な体験をします。

大仁から徐々に、景色がひらけてきて、伊豆らしくない景色になります。

田京と伊豆長岡の間では、国道136号線下田街道と並走します。この先には、狩野川が流れています。

15時49分 伊豆長岡に到着しました。伊豆長岡でも修善寺行きの電車とすれ違います。
伊豆箱根鉄道線は、15分から20分間隔で高頻度な運転がされています。
韮山反射炉や長岡温泉、ラブライブサンシャインの聖地のひとつである、三津へのアクセスは、伊豆長岡が便利です。

伊豆長岡では、1名乗車されました。

伊豆長岡から先も、三島二日町までは、ずっとこのような景色が広がります。
速度は、70km~80kmぐらいとジョイント音を響かせながら走ります。地方私鉄にしては、割と早い部類です。

地方私鉄だと、分岐器が25kmや35km制限であることが多いですが、伊豆箱根鉄道線は、分岐器が大きいものが使用されており、曲線側でも60kmで通過することが多いです。

普通電車でもフルノッチで加速を止めずに通過します。

原木駅を通過するところです。E257系入線に際して増強した電力設備を見ることができます。

列車は伊豆仁田を通過するところです。伊豆仁田では、反対列車とすれ違いました。

伊豆縦貫道路と交差するともう間もなく大場です。

15時56分 大場に到着です。

大場を出て進行方向左には、伊豆箱根鉄道の本社と大場工場があります。

左カーブを進んだあたりで、富士山と一緒に電車を撮れる有名撮影スポット「北沢林道踏切」があります。

横浜ゴム 三島工場が見えてくると、三島二日町を通過し、三島市内の中心部へと入っていきます。

16時01分 三島田町に到着です。ここでも修善寺行きとすれ違います。

三島田町を発車すると、三島広小路を通過して、三島に停まります。次の三島まではカーブが連続し揺れる区間です。

三島駅到着直前に、転線してJR三島駅1番線に入線します。
車掌から「当駅で下車の方は、特急券を提示の上で、伊豆箱根鉄道線の連絡改札から出場してください」と注意アナウンスがありました。

いきなり離れていくこの感じがすごい面白いですね…

三島到着 JR東海区間へ

16時04分 修善寺を出て25分で三島に到着です。ここから東海道本線JR東海区間に入ります。

1番線からゆっくりと上り線へ転線します。

列車は加速して110km近くまで出しました。徐々に勾配を上って山に入っていきます。

三島の町並みも一瞬だけ見ることができます。伊豆の山々も相まってとてもキレイです。

列車は函南を通過しました。

函南を通過すると、すぐに丹那トンネルに入ります。なおこのトンネル内では電波が通じません。

約5分後に、丹那トンネルを抜けて減速していきます。

熱海到着 JR東日本区間へ

16時21分 熱海に到着しました。ここでは8分停まります。

連結作業

到着後すぐに、伊豆急下田からの踊り子号9両編成がゆっくりと入線してきます。
ホーム上では、自分の乗る号車があとからやってくるのを知らなくて、困惑されている方がいらっしゃいました。

ISO感度設定ミスっちまった

2分かけて、乗車していた5両編成に近づいてきました。

駅員が、旗で合図を出して2度停まって連結です。16時26分ぐらいにドアが開きます。

その後、幌が取り付けられますが、乗務員用で通り抜けはできません。

こうやって見ると、ライトの形状の違いが判りますね…

2500番台と2000番台でドアの色が違うのが転用車両同士の連結らしくて面白いですね….

熱海発車

16時29分 熱海駅を発車しました。

熱海を出るとトンネルを何本か通って、街が見えてくると湯河原に停車します。

小田原までは、海が時々見えて面白い区間です。

16時46分 小田原駅に到着です。隣に停まっている16時49分発の古河行きを追い抜かします。

小田原から先は、関東平野を高速で駆け抜けていきます。

鴨宮、国府津、二宮、大磯と通過していきます。

平塚では、先行のUTL高崎行きを追い抜かします。

平塚を出ると、相模川を渡ります。

藤沢駅を通過後、左へカーブすると、村岡新駅予定地を通過します。

新駅予定地を過ぎてすぐに、進行方向右手に鎌倉車両センターがあります。

17時11分 大船駅に到着します。列車の追い越しはありません。

根岸線と分かれる地点で、道路建設工事をしているそうですね…
この道路は、圏央道を構成する一部である、横浜環状南線のようです。

戸塚、東戸塚、保土ヶ谷を通過して相鉄線と並走すると、もう間もなく横浜です。

横浜到着

17時24分 横浜に到着しました。横浜で下車したのは、僕たち2人だけでした。この先、川崎、品川と停まって終点 東京です。

修善寺発踊り子16号の時刻

停車駅到着時刻発車時刻備考
修善寺15:393番線発
大仁15:4315:44
伊豆長岡15:4915:50
大場15:5615:57
三島田町16:0116:01
三島16:0416:06JRホーム1番線着 16:11発静岡方面島田行き
※伊豆箱根線内利用は、連絡改札から出場
熱海16:2116:294番線着
伊豆急下田からの踊り子16号と併結
湯河原16:3416:34
小田原16:4616:4716:49発 東京経由古河行きと接続
大船17:1117:11
横浜17:2417:25
川崎17:3217:33
品川17:4117:41
東京17:488番線着

感想

今回、えきねっとのチケットレスサービスを利用したのですが、920円と安く、予約した時に一緒にいた友達と「めっちゃ安いじゃん」と驚きました。
踊り子号を利用する際は、ぜひチケットレスサービスを利用してみてください。

車内の状況ですが、コロナ禍ということと、平日ということもあり割と閑散としていました。熱海などから乗車する際は、10号車から14号車の前寄り5両をお勧めします。

すごい個人的なことですが、臨時でいいので修善寺から新宿を結ぶ便があったら「おもしろいな~」と友達と話してました。

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