【連結】小田急江ノ島線でわずか6年しか見られなかったものとは?

小田急ーロマンスカー

みなさん、こんにちは!小田急江ノ島線、相鉄線沿線、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

小田急の電車と言えば「ロマンスカー」、はこね号・スーパーはこね号として箱根へ訪れる観光客を輸送するのがメインのですが、
土休日には江ノ島線の片瀬江ノ島まで走る「えのしま号」が多数走っています。

そんな江ノ島線のロマンスカー「えのしま号」のわずか6年間しか見られなかったものを紹介します。

2012年のダイヤ改正

2012年のダイヤ改正を持って、ロマンスカーHiSEとRSEが引退。
御殿場線直通ロマンスカーは、RSEと371系からMSEに置き換えられました。

そして土休日には、MSEの分割併合を活かした運用ができます。

新宿12時50分発 あさぎり11号/えのしま11号と、
御殿場16時00分発 あさぎり12号 / 片瀬江ノ島16時33分発 えのしま12号の併結運転です。

現在の新宿12時40分発 ふじさん31号 と 御殿場16時46分発 ふじさん12号に相当する列車です。

これまでの連結相手は、さがみ or はこね(使用車種はEXE)だったのでこの組み合わせは、地味ながらも新鮮でした。

2018年のダイヤ改正

2018年のダイヤ改正、新型ロマンスカー「GSE」のデビューと、梅ヶ丘~代々木上原間の複々線化が完了した、記念すべきダイヤ改正ですが…

この改正を持って、「あさぎり号」は「ふじさん号」に名前を改めます。
それと同時に、御殿場線直通と江ノ島線直通の併結運転がひっそりと終了しました。

2012年から2018年のわずか6年間でしか見られなかったことになります。

天気がいい日に、富士山をバックに江ノ島をキレイな写真をよく見かけますが、
ロマンスカーの表示器で、ふじさん/えのしまという組み合わせは、実現しなかったことになります。

せっかくなら見てみたかったですが、残念です。

その代わり、MSEの特徴を最大限生かした列車が、土休日限定で設定されました。

その列車が、メトロえのしま号です。
北千住発片瀬江ノ島行きが2本、片瀬江ノ島発北千住行きが1本運転。

東京メトロ千代田線に乗り入れ、相模大野ではメトロはこね号との分割併合を行います。
MSEの最大の特徴である、地下鉄線への乗り入れと分割併合で、運用可能範囲と柔軟性の高さを活かした列車になっています。

おわりに

運用範囲の広さで、柔軟な運用を行うMSE、土休日の江ノ島線方面で上手く活かしているのを振り返ってみて実感しました。

今後のロマンスカーのカギを握るのは、地味にMSEかもしれません。
メトロえのしま以外に、MSEを使った面白い運用の列車ができないか、将来楽しみです。

鉄道コム

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