【名車】ロマンスカー最高傑作「VSE」を乗り納め 粋な観光特急

関東

みなさん、こんにちは!小田急線ユーザー、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

2021年12月に、フラッグシップロマンスカー「50000形 VSE」が3月のダイヤ改正を持って、定期運用から退くことが発表、多くの小田急ファン、鉄道ファンに衝撃を与えました。

ということで12月中旬に、小田原方面に用事があったので、一区間だけ乗り納め乗車してきましたので、様子を紹介します。

本厚木から乗車

2021年12月18日 VSEの運用離脱発表直後

ここは、小田急小田原線の主要駅、本厚木です。ここ厚木市は近年、住みたい町ランキング上位にランクインして、注目を集める人気の場所となっています。

乗車前に、ロマンスカーの券売機を撮影。券売機の上には、次に来るロマンスカーの車種がイラストで表示されます。この顔が見れなくなるので撮っておきました。

はこね3号が入線

8時37分 はこね3号 箱根湯本行きが到着しました。

車内に入ります。このVSEの特徴は、窓側に5度傾いて座席を配置、景色を見やすくしています。

小田急で唯一、背面テーブルを採用し。

また、座席を回転させた際にも、お飲み物を置けるように、壁掛けテーブルも備わっています。

このVSEの1番の特徴である天井は、高さ2.55mの高いドーム型天井となっています。

VSEの由来は、Vault(ヴォールト) =ドーム型の天井となっています。

8時38分 本厚木を発車。車内は小田原と箱根への観光客で賑わっています。

その後、東名高速道路と2回、新東名高速道路と1回交差します。

伊勢原で、急行新松田行きを追い越します。

伊勢原駅を通過後、小田急小田原線で数少ないトンネルを通過…

渋沢駅通過前後に、車内チャイムが鳴り「あと5分ほどで、小田急で富士山がキレイに見える場所を通過します。」と案内が行われました。

渓谷区間を通過

渋沢駅通過後に、トンネルを通過し。

渋沢駅通過後、新松田駅手前まで、渓谷に沿って走ります。
都会や郊外をまっすぐ走る小田急ですが、ここ付近は山岳路線のような景色になります。

その後、再び放送が行われてます。そして進行方向右側に、富士山が多く見えてきました。多くの観光客が、富士山を撮影しています。

新松田駅を通過後、酒匂川を渡ります。

その後も、足柄駅通過直前まで、箱根外輪山と一緒に富士山を見ることができます。

その後、小田原駅到着放送が行われると、足柄駅を通過します。

速度を落として、東海道新幹線の高架を潜りカーブを曲がると、小田原駅に到着します。

小田原駅到着

9時05分 小田原駅に到着、ここで下車します。

ロマンスカーはこの先、箱根登山鉄道線に入り、箱根湯本まで行きます。
小田原で降りた沿線利用者も多くいましたが、朝の観光に適した時間ってこともあり、観光客がそのまま箱根湯本まで向かいます。

少し下から撮ると、新幹線みたいな流線形も相まって、非常にかっこいいです。

先頭部分で、撮影している鉄道ファンが数名ほどいらっしゃいました。

こうやって撮ると、ドイツのICEみたいで、ヨーロッパにいる気分になります。

箱根登山線内で運転の、ベルニナ塗装の1000形も近いうちに無くなる可能性が高いです。

4編成居た赤い1000形も、現在は2編成のみに減って、その代わり1000形リニューアル車も運用に入るようになりました。

おわりに

箱根へ向かう観光客、そして車掌からの景色の案内もあって、とても素晴らしい雰囲気でした。
この箱根の温泉リゾート感あふれるVSEが無くなるのは、小田急線ユーザーとして改めて寂しく思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

鉄道コム

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