【客車改造の成功例】室蘭本線キハ143系 435D 苫小牧行き乗車記

北海道

乗車日 2021年12月22日

みなさん、こんにちは!keitripです。

今回は、JR北海道の室蘭本線を走る少し変わった気動車、キハ143系の紹介です。

この記事では、東室蘭から苫小牧までの走行の様子と共に、キハ143系の魅力をお伝えいたします。よろしくお願いいたします。

始発の東室蘭駅

室蘭本線の室蘭方面と洞爺・長万部・函館本線方面が枝分かれする駅、東室蘭駅です。

室蘭地区の名物と言えば、焼き鳥丼とカレーラーメンです。駅前の味の大王さんで、カレーラーメンを食べてから駅へ向かいました。

今回乗車するのは、13時23分発 苫小牧行き 435D列車です。

中線には、これから乗るキハ143系が待機していました。

13時00分頃 室蘭方面へ入換、発車して行きます。

13時05分 室蘭からの東室蘭止まりの列車が入線してきました。

13時08分 接近放送が鳴り3番線に入線です。

キハ143系の様子

外観

キハ143系は、まえがきで記した通り50系50形客車を改造して作られた車両。

大きなドアステップがあったり、窓が小さかったりと国鉄型客車の名残がいろいろ見られます。

床下機器は、改造当時製造されていたキハ150系と似たようなものになっており、台車とエンジンは新型車両と遜色ないものになっています。

このギャップが面白いですね…

キハ143系は、札沼線で活躍していた車両ですが、2015年の電化開業に伴い苫小牧運転所に転属し、今の室蘭本線を走っています。

キハ143系と異なり、キハ56の廃車発生品と日高本線で走っていたキハ130系と同等のエンジンを利用したキハ141・キハ142がありますが、その車両は札沼線電化開業の際に、廃車となったようです。

側面の行き先表示機は、LED式となっています。

車内

座席は、中央部に1+2列の3列のボックスシートが並びます。座席はややフカフカで座った時は心地がいいです。

扉付近は、ロングシートが並びます。

なお、寒冷地特有のデッキは撤去されているようです。

運転台後方には、ワンマン運転用の乗車整理券と運賃箱が設置されています。

室蘭方の車両には、トイレがあります。

トイレは和式のままのようです。

運転台の様子です。マスコンなどはキハ40系のものと大して変わらないようです。

13時23分 苫小牧発車

13時23分 苫小牧を定刻通り発車。車内は全てのボックスシートが埋まり、ロングシートも学生などで賑わっています。

JR貨物の東室蘭駅の横を通り過ぎると、鷲別に停車。

鷲別駅を発車すると、グイグイ加速して100kmまで一気に加速します。

50km付近で変速から直結1段に、90km付近で直結2段に切り替わります。変速から直結1段に切り替わった時は、少し「ガクッ!」とショックが来ました。

13時33分 鷲別に到着です。ここで20名近くの方が降りられました。

次の富浦駅を発車すると、トンネルに入ります。

13時42分 クマ牧場や地獄谷がある登別温泉のアクセス駅。登別に到着です。

登別駅発車後、登別マリンパークを左に見ながら進み…

再びトンネルに入っていきます。

北海道の平野を高速で駆け抜けて敷生川、白老川を渡っていきます。

ウポポイのアクセス駅である白老に到着。こちらでは、学生さんなど20名近くが乗車してきました。

そして糸井、青葉に停車。その後、苫小牧の工場群と多くの気動車が留置されている、苫小牧運転所が見えてくると…

14時29分 終点・苫小牧 到着

14時29分 東室蘭から1時間と06分で、終点・苫小牧に到着です。

4分乗換で、日高本線鵡川行きに乗り換えられます。

感想

日本で数多くの客車改造の気動車が作られた中で、数少ない成功例と言われているキハ141系列。

その中で、まだ北海道で現役で走行しているキハ143系は、足回り・客室設備等が当時の新型車両と遜色ない形で、元50系客車に乗っているとは思えない感じで、とても面白い車両でした。

数少ない50系客車の生き残りという認識ではなく、全く別物に変わった客車車体流用の珍気動車って認識です。

現在、北海道ではH100系の導入でキハ40系の淘汰が始まっていますが、このキハ143系気動車は、少なくとも5年近くは残ると思っています。

北海道で乗り鉄される方は、ぜひ札幌から比較的訪れやすい、室蘭本線のキハ143系に乗ってみてください。

今回も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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