【オハテ12】展望客車連結 SL大樹乗車記|大手私鉄が本気でSL走らせてみた≪下今市→鬼怒川温泉≫

関東

乗車日 2021年11月28日

栃木県の有名観光地、日光・鬼怒川エリア。
東照宮や中禅寺湖、鬼怒川温泉など多くの観光名所を抱えているこのエリア。

このエリアまで足を延ばす東武鉄道は、特急スペーシアやリバティなどの列車を走らせ観光開発を進めています。

そんな日光・鬼怒川エリアに2017年8月、新たな観光資源として、SLの動態保存「SL大樹号」がデビュー…
大手私鉄初の動態保存として、注目を集めています。

そして今年、2021年11月に従来型の客車を改造して、展望車を2両投入しました。
今回は、そんなSL大樹の乗車記です。

注目の展望者からの眺めや、沿線の景色などを詳しくご紹介します。

始発の下今市駅

東武日光から2駅、東武日光線と鬼怒川線の分岐点、下今市駅。
これから乗車するSL大樹号が、側線にて待機していました。

下今市駅 SL展示館・転車台広場

SLの始発点である下今市駅には、下今市機関区があり、その目の前まで広場として整備、開放されています。

SLといえば欠かせないもの「転車台」

下今市機関区の転車台は、山陰本線の長門市駅で使われていたものを、移設したものになります。

14時42分頃 SL大樹が側線から、栃木方の本線上に入換を開始。

それと同じタイミングで、北斗星カラーのDE10 1109が転車台を回り始めました。

その後、DE10は機関区へ入庫しました。

その後、新宿からの特急きぬがわ5号が入線してきました。

では、SL大樹がもうそろそろ入線してくるのでホームへ移動しましょう。

14時48分頃 4番線にSL大樹が入線してきました。

ホームは、SLを撮る方でかなり賑わっています。

SL大樹7号に乗車 外観・内装など

注目は機関車。今回はC11 207 JR北海道のSLニセコ号に使われていた車です。

後ろの車掌車 ヨ8000は、東武鉄道のATS車上装置が積んであります。SLの代わりにATSの情報を受け取ります。

そして2号車は、新しく改造してデビューした展望車。

側面には「展望」と記されています。

形式名は「オハテ12」です。12系のグリーン車「オロ12」を改造したもので、2両在籍しています。

側面は、金色で大きく「大樹」のロゴが取り付けられています。

展望デッキ部分はこんな感じ。

トロッコ型車両のような雰囲気です。2名が座れるベンチが3つ置いてあります。

客室部分はこんな感じ。

昔懐かしい青いモケット、大きなテーブルで、壁面は木目調になっており、モダンレトロ感あふれる車内になっています。

1号車と3号車は、特急型客車14系です。

下今市方は「スハフ14 1」、鬼怒川温泉方は「オハフ15 1」どちらもJR四国から譲り受けた車両になります。

客室扉の横には、国鉄風のサボが提示。

方向幕は、白背景で大樹と書かれています

座席は青いモケットの、簡易リクライニングシートがならびます。

1段階で、姿勢を戻すと自動でリクライニングが戻るため、懐かしさを覚える方も多いのではないでしょうか?

テーブルは、窓脇に瓶や缶が2~3本置ける程度の小さいものがあるのみ。

座席裏には、SL大樹の車内販売品や、パンフレットが置かれています。

14時55分 下今市発車

14時55分 大勢の方に見送られて下今市を発車。「ハイケンスのセレナーデ」のオルゴールチャイムが鳴り放送が行われます。

車内は、修学旅行と思われる団体が前方に座っていて、7割程度の乗車率で盛況です。

発車直後から展望席に移動。

下今市駅を出て右の急カーブを過ぎると大谷川を渡ります。この日は男体山と女峰山などの山々が美しく見えました。

11月下旬、外はかなり冷えていて、上着がないととてつもなく寒いです。

そして、大谷向駅をゆっくりと通過。

その後、杉並木を通過、時々紅葉が目につきます。

その後、車内へ戻ってきました。
そして検札と記念乗車証の配布、乗車されている方への写真撮影サービスの方が行われます。

大桑駅を通過

小百川を渡って、掘割の区間を進むと…

「これより鬼怒川川治温泉郷」と書かれた看板が、右に見えてきます。

そして利根川水系鬼怒川を渡ります。そして鬼怒川の美しい渓谷を眺めることができ、紅葉のシーズンというのも相まって、とてもキレイでした。

そして新高徳を通過。特急スペーシアきぬがわ6号新宿行きとすれ違い。

この日は、日曜日。コロナ禍が徐々に開けてきたということもあり、東武特急は時間問わずかなりの混雑を見せていました。

その後、車内販売が3号車に回ってきたので、SLをイメージした黒いアイスを購入。

バニラといちご味は300円。チーズケーキ味が360円となります。

その後、小佐越駅を通過。東武日光行きとすれ違います。運転士や乗客などが手を振って、お見送りしてくれます。

小佐越駅を通過すると、もうすぐ東武ワールドスクウェア駅に到着です。

15時25分 東武ワールドスクウェア駅に停車

15時25分 東武ワールドスクウェア駅に停車。

修学旅行生を含めた、大半の方がここで降りられました。

降車のため2分ほど停車して、東武ワールドスクウェア駅を発車。

徐々に鬼怒川温泉の中心の方へ向かっていきます。

もうまもなく鬼怒川温泉に到着。

先ほど下今市駅で見た、253系が停まっていました。

下今市行きとなるSL大樹6号が隣の線路に

こちらは、茶色の客車を連ねていました。

15時32分 終点・鬼怒川温泉到着

15時32分(下今市から37分) 終点・鬼怒川温泉に到着

急いでSL大樹6号を撮ります。

この日限定で、2022年(寅年)の謹賀新年ヘッドマークを掲げていました。

駅を出ると、目の前には転車台があります。

こちらは芸備線の三好駅から移設されたものです。駅前広場に囲まれるように設置されており、全体を見渡すことが可能です。

夜には、こんな感じで美しくライトアップされます。

SL大樹の料金、運賃、お得なきっぷなど

SL大樹
下今市~鬼怒川温泉
SL大樹ふたら
下今市~東武日光
SL大樹ふたら
東武日光~鬼怒川温泉
DL大樹
下今市~鬼怒川温泉
760円760円1,080円520円

SL大樹は、座席指定制です。区間に応じた指定席券が必要です。

 下今市~東武ワールドスクウェア260円
 下今市~鬼怒川温泉260円
東武日光~下今市200円
東武日光~東武ワールドスクウェア320円
東武日光~鬼怒川温泉320円

SL大樹運行区間の運賃

下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅では、

東武日光~下今市~鬼怒川温泉~新藤原間が乗り放題になる
「日光・鬼怒川エリア 鉄道乗り放題きっぷ」が500円で発売中です。

SL大樹の旅を楽しむ方は、ぜひこれを活用してみてください。

東武鉄道では

  • まるごと日光・鬼怒川フリーパス
  • 日光・大内宿 フリーきっぷ
  • ゆったり会津 東武フリーパス

などのお得なフリー乗車券が多数発売されています。これらも活用してぜひ日光・鬼怒川を訪れてみてください。

SL大樹の時刻

鬼怒川温泉行き

列車名下今市東武ワールド
スクウェア
鬼怒川温泉
大樹1号9:3310:0310:09
大樹3号10:2910:5911:05
大樹5号13:0013:4113:48
大樹7号14:5515:2515:32

下今市行き

列車名鬼怒川温泉東武ワールド
スクウェア
下今市
大樹2号11:1011:1511:45
大樹4号12:5412:5913:29
大樹6号15:3715:4216:14
大樹8号16:4316:4817:18

SL大樹「ふたら」東武日光行き

列車名下今市東武日光
ふたら71号11:2811:51

SL大樹「ふたら」鬼怒川温泉行き

列車名東武日光下今市東武ワールド
スクウェア
鬼怒川温泉
ふたら72号12:3312:51着
13:00発
13:4113:48

運転日、運転パターンは東武鉄道 SL大樹公式ページをご覧ください。
別サイトのページが新規タブで開きます。

SL大樹公式サイト | 東武鉄道
日光・鬼怒川エリアを走る東武鉄道 SL大樹の公式サイトです。SL大樹に乗って旅に出かけよう!

感想 今後の展開に期待

今回、初めての「SL大樹」の乗車ですが、東武鉄道がいろんなところから機関車、客車をかき集めて、
日光・鬼怒川エリアの観光開発に力を注いで、そのエリアの観光スポットとして定着しているのを実感しました。

今回のように、客車を改造して展望車を作ったり、いろんな運転パターンで走らせたりと、いろいろな変化が、短いスパンで見ても長いスパンで見ても起きているので、今後が非常に楽しみです。

日光・鬼怒川エリアを訪れてた際は、ぜひ乗ってみてください。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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