【日本一のミニ私鉄】紀州鉄道往復乗車記|その魅力とは≪御坊~西御坊≫

普通列車乗車記

乗車日 2021年7月27日

みなさん、こんにちは!keitripです。
今日は、和歌山県御坊市内の御坊駅から西御坊駅をを走る全長2.7kmの路線、紀州鉄道に乗車してきましたので、その様子を紹介します。

日本一のミニ私鉄として全国的に知られている紀州鉄道、前述の通り、わずか2.7kmをゆっくり走る路線としてローカル線ファンには有名です。

今までは気になってたけど、乗ったことがない、乗る機会がない方に紀州鉄道の様子を紹介します。よろしくお願いします。

始発の御坊駅

こちらは、JR御坊駅になります。
特急くろしおで新大阪から約2時間弱、紀州時快速で大阪から3時間弱(和歌山駅で乗換)で訪れることができます。

紀州鉄道線乗り場はJR線改札内0番のりばです。乗車の際には、有人改札を通り抜けます。

JRの窓口の近くには、紀州鉄道の時刻表が置いてあります。到着時刻も書いてあるので、いつ乗車すればいいかわかりますね…

改札の中へ入り、2・3番乗り場の階段を通り過ぎます。

その奥に1段下がった狭いホームがあります。ここが紀州鉄道線0番乗り場です。紀勢本線にICカードで乗り継ぐ方のために、簡易改札機が置いてあります。

17時18分 入線

17時18分 0番のりばに西御坊行きの列車が入線してきました。
今回やってきたのは、元信楽高原鉄道SKR200形のKR205形です。

では乗車していきましょう。

車内の様子です。バス部品と共通の部品を使用した富士重工(現スバル)のLE-DCのため、バスに近い雰囲気となっています。

車内照明が点灯していないため、かなり薄暗いです。

JR御坊から西御坊までは片道180円、往復360円です。精算方式はバスと同じため、稼働している両替機で事前の両替をお勧めします。

こちらは運転台です。ブレーキ方式は、LE-Car・LE-DCシリーズで標準のSME三管式直通ブレーキです。

半室構造となっているため、最前部または最後部に立ち入ることができるため、前面展望を楽しむことができます。

17時29分 御坊駅発車

17時29分 御坊駅を発車しました。乗客は私を含めて4名でした。

発車後左へカーブをして西御坊へ南下していきます。速度は15kmと非常にゆっくりです。

県道191号線と交差します。

その後、直線区間に入り30kmまで加速し、田園風景の中を進んでいきます。

そして県道26号線と交差し

17時33分 御坊から1.5km 学門駅に到着です。

学門駅を出ると御坊の市街地へ入ります。そしてすぐに、2009年に引退したキハ603形が見えると

17時34分 紀州鉄道の中心駅 紀伊御坊駅に到着しました。

引退したキテツ2や、もう一つの現役車両 KR301の横を通過します。

左へカーブして、大浜通りと交差した直後

17時36分 市役所前に到着しました。

その後も、住宅街のど真ん中を突き進んでいきます。

17時37分 終点 西御坊到着

17時37分 御坊駅から8分 終点の西御坊駅に到着しました。

ホームと待合室の境に、日本一短いローカル私鉄の看板があります。

西御坊駅に待合室には自動販売機と自転車が置かれていました。

待合室には紀州鉄道の写真とベンチが設置されています。雨の日でも安心ですね…

駅の反対側に来てみました。車止めギリギリに停まっているのが分かります。

1989年(平成元年)に廃止となった日高川駅への廃線跡を見ることができます。

17時45分 西御坊から折り返す

17時45分 運転士が踏切を動作させて 西御坊駅を発車しました。

紀伊御坊から7名程度が乗車してきました。

段々と日が落ちてきてエモくなってきました。

ゆっくりと御坊駅には入り、17時53分 御坊駅に到着です。
往復するのにかかった時間は、西御坊での折り返し時間を含めて24分でした。

車内で運賃を精算して、清算済票を運転士より受け取ります。

その後 18時09分発の和歌山行きに乗り換えて和歌山へ向かいました。

感想

のんびりと御坊市内を走る紀州鉄道線、こぢんまりとしていて、ローカル線風ミニレイアウトがそのまま実物大になったような感じで、面白い路線でした。

車両がLE-DCなので、半分バスに乗っているかのようで、そこも面白かったです。

気になった方はぜひ、ふらっと立ち寄って乗ってみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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