【日帰り旅行記】特急しおさいで行く!銚子電鉄

関東

旅行日:2021年5月8日

今回は特急しおさい号で、銚子まで行き、経営難の中売れるものは何でも売って奮闘する赤字ローカル線、銚子電鉄を乗ったり撮ったりしました。
その1日の様子を旅行記という形で紹介します。

銚子電鉄を観光したり、撮影される方の参考になれば幸いです。
また、銚子電鉄が気になる鉄道ファンの方にご覧いただけるとありがたいです。

東京から特急しおさいへ

東京駅から7時37分発の特急しおさい1号、銚子行きに乗ります。

車両は、255系9両編成です。しおさい号は、朝の佐倉発東京行きの4号を除いて、255系電車で運転されます。

今回は、運賃と特急料金を併せた金額が40%OFFになる、えきねっとトクだ値40を使いました。東京から新宿まで2,510円で行くことができます。
乗車当日の午前1時40分までに申し込めば、このように40%OFFで乗車ができます。

ちなみに、東京または新宿から銚子までの運賃は2,310円、特急料金は1,890円(通常期)で、合計4,200円です。

運賃が2,310円なので、実質+200円で特急しおさいに乗ることができます。
銚子を訪れる際は、利用してみてください。

銚子へ向けて出発!

9時34分、終点の銚子に到着しました。到着ホームは1番線です。
このまま銚子電鉄に乗り継いで、行きましょう。

銚子電鉄に乗車

階段を渡って、2・3番線の奥の方へ進むと、小屋風の建物があります。その先に、銚子電鉄の乗り場があります。

車両は、元京王初代5000系の3000形です。銚子電鉄へ来る前は、愛媛・松山を走る伊予鉄道の700系として活躍していました。
つまり中古のそのまた中古です。

車齢は1963年製造なので、58年です。あと2年で還暦です。

9時47分、銚子駅を発車しました。

銚子電鉄の乗車券は、基本的には車内で精算をします。今回は、弧廻手形 1日乗車券を購入しました。
大人700円、小児350円で乗り放題になります。
犬吠駅にある売店で1000円以上購入すると、100円割引になったり、銚子の観光地の入場料が割引になる特典があります。

銚子電鉄はわずか6.4kmの路線ですが、醬油工場の間や、緑のトンネルを走ったり、キャベツ畑に囲まれるところを走るなど、景色の変化が豊かな路線です。

途中の笠上黒生駅で、反対列車と交換します。
車掌さんから「岩下の新生姜とのコラボ列車とすれ違います」と、お客さんを楽しませる案内がありました。

銚子電鉄は、駅名ネーミングライツを販売しており、笠上黒生駅は、髪毛黒生という副駅名が付いています。

関東最東端の犬吠埼の最寄り駅、犬吠駅に到着です。ここでは、大半の観光客が下車しました。

銚子駅を出発して22分、終点の外川駅に到着です。

終点外川駅には、2010年9月まで活躍してたデハ801電車が保存されており、車内に立ち入ることができます。

外川駅にある時刻表です。黒板に手書きで書かれており、昭和にタイムスリップしたかのようです。

上り調子 本調子 元銚子で森林浴

10時20分に外川駅を折り返す電車に乗って、本銚子駅で降りました。本銚子駅からは、緑のトンネルを走る銚子電鉄を撮影することができます。

望遠レンズにするとこんな感じで撮れます。まさに森林浴です。
TwitterでもInstagramでも両方で映えますね~…

本銚子駅に1時間ほど滞在して、11時21分発の外川行きで、犬吠駅を目指します。
先ほどの3000形は、先ほど自分が乗った電車を最後に、仲ノ町の車庫へ入庫しました。

犬吠駅到着 犬吠埼へ

11時35分 犬吠駅に到着です。

犬吠駅の売店で、銚子電鉄名物のぬれ煎餅を買いました。

外川から折り返して来る、銚子行きの電車を撮ったあと…

駅から徒歩7分、犬吠埼へ行きました。すみません、肝心の犬吠埼灯台を撮るのを忘れてました…

犬吠テラステラス内にあるカフェで、昔ながらのナポリタンとドリンクセット¥800を食べました。

パスタなどを食べながら太平洋を眺めるのもいいですね…

仲ノ町で銚子電鉄の車庫を見学

銚子駅のお隣の、仲ノ町駅に到着しました。仲ノ町駅は醬油工場に囲まれており、大豆の香りがプンプンします。

※写真は、後日自室で撮影

仲ノ町駅では、入場券150円を購入すると、銚子電鉄の車庫の見学ができます。

仲ノ町の車庫内には、引退した1000形電車などが停まってたり、従業員が点検してる姿を見学することができます。

日中の時間帯には、銚子電鉄で現役の3編成全て集まる光景を見ることができるので、このような写真を撮るのもおすすめです。

君ヶ浜~海鹿島のキャベツ畑へ

14時07分発の外川行きに乗り、君ヶ浜駅で降りました。
君ヶ浜駅から歩いて5分のところで、キャベツ畑のところを走る銚子電鉄を撮りました。

時期によって大きく景色が変わるので、何回も訪れたいところです。

撮影地点から15分ほど歩き、海鹿島駅へ向かいます。

海鹿島~西海鹿島~笠上黒生は直線となっており、このようにまっすぐ走る姿を収められます。

海鹿島駅では、このようにカーブを行く電車をかっこよく撮れます。そのあと、15時42分発の銚子行きに乗りました。

そのあと、観音駅で降りて10分ほどで折り返して再び、外川行きに乗ります。

観音駅から本銚子方面を見ると、上り勾配で森の中を駆け抜けるのを見ることができます。

地球の丸く見える丘展望館へ

犬吠駅を降りて、犬吠埼とは反対側へ進むと、万願寺と地球の丸く見える丘展望館へ行くことができます。
犬吠駅から地球の丸く見える丘展望館へのアクセスの、銚子ドーバーラインは新しい道へ切り替わったばかりなので、2021年5月時点では、グーグルマップが反映されてませんので、注意してください。

道中からは、こんな風に万願寺が見れます。

犬吠駅から20分弱、坂を上ると地球の丸く見える丘展望館にたどり着くができます。

展望館からは、銚子半島を一望することができます。入館料は大人420円です。銚子電鉄の1日乗車券を提示すると、370円に割引になります。

特急しおさいに乗って東京へ帰る

地球の丸く見える丘展望館から15分ほど歩いて下って、外川駅に到着しました。

17時21分発の銚子行きに乗って、銚子を目指し銚子から再び、特急しおさいに乗り帰ります。

17時40分、銚子に到着しました。

18時36分発の特急しおさい14号東京行きに乗って帰ります。
この特急しおさい14号が、東京方面最終便になります。

発車まで1時間近くありますが、車内清掃は完了しており、ドアが開いています。
大半の場合、発車15分前からドアを扱うのですが、1時間前からドアを開けるのは珍しいです。

帰りも、行きと同じくえきねっとトクだ値40を利用します。

車内は、割とガラガラで東京到着時には、6名程度だったと思います。
まん延防止等重点措置により、20時で飲食店が閉まっちゃうので、近くのファミリーマートで買ったコンビニ弁当を車内で食べました。

20時31分、終点の東京に到着しました。

感想

今回は、銚子に着いた後は、無計画でテキトーに銚子電鉄を満喫したわけですが、9時間近い滞在の中で多くの観光スポットや撮影スポットを巡ることができました。

土日で観光客も多く、少しずつですが活気を取り戻していってる印象はありました。
今回、メインで走ってたのが2000形「銚電旧色復刻カラー(2002+2502)」でしたので、
次は、米津玄師のMVに登場した2000形「大正ロマン電車(2001+2502)」が走ってる姿を撮ってみたいです。

ヤマサ醤油の「しょうゆ味わい体験館」に行って、しょうゆソフトクリームを食べたかったのですが、臨時休業したので、再開したらそこも訪れたいです…

朝早くから夜遅くまで活動した、かなり充実した日帰り旅行になりました。
週末のお出かけに悩んでる方は、ぜひ銚子へ訪れてみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

その時のVlogはこちら↓

【旅Vlog】ぬれ煎餅を買いに銚子電鉄へ行く鉄道オタク

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