【超お手軽に快適移動】+360円で乗れる名鉄特急の特別車 乗車記≪名鉄名古屋→名鉄岐阜≫

特急乗車記

乗車日:2021年6月26日

今回は、ホテルの関係で、名古屋から岐阜へ向かいます。その際に、岐阜まで名鉄特急の特別車を利用しました。

私は、神奈川県に住んでおり、関東で似たようなサービスの、JR普通列車グリーン車や、
神奈川県の中でも小田急沿線に住んでいるので、似たような使われ方をするロマンスカーと比較したいと思います。

名鉄名古屋駅から乗車

名鉄名古屋駅に到着です。名鉄一宮・名鉄岐阜と犬山・新運沼方面は、1番線からの乗車となるのですが、
特別車とミュースカイへ乗車する際は、降車ホーム2番線からの乗車となります。

通常の券売機から「ミューチケット」の画面を開くと、特別車への乗車に必要な「ミューチケット」を購入することができます。

料金は乗車区間にかかわらず、一律360円です。

名鉄の特別車は、全車特別車のミュースカイを除いて、豊橋寄りの1・2号車になります。

なお、ホーム上にもミューチケット専用の券売機があります。

名鉄名古屋駅の場合は、2・3番線の、やや豊橋寄りに1台設置されています。

今回乗車する岐阜行きの特急は、新鵜沼行きの快速特急の2分後に発車のようです。

17時55分発 名鉄岐阜行き入線

快特新鵜沼行きが発車した直後に、特急名鉄岐阜行きが入線してきました。

車両は、2200系の6両編成です。

スーツケースを持っている方が多数降りられました。中部国際空港発の列車のようです。
大急ぎで乗り込み、17時55分 名鉄名古屋駅を慌ただしく発車します。
特別車の車内は、3割程度が埋まりました。

客室

座席背面には、チケットホルダーが備えられています。

大型の背面テーブルが設置されています。13インチのPCを置くこともできます。

ロマンスカーだと、VSEを除いて肘掛けテーブルのみなので、テーブルにいろいろ物を置けるのはありがたいです。

特別車のみ、名鉄フリーWi-Fiがあります。車内で動画を見ても、パケット容量は食わないし、PCでオンライン作業も容易に行えます。

関東の普通列車グリーン車だと、総武快速・横須賀線の新型車両E235系にしかフリーWi-Fiが備わっていないので、360円払えばお手軽に使えるのが便利でした。

そのほかには、1号車と2号車の間にはトイレが備わっています。

名古屋を発車

急勾配を上がって地下区間を抜けると、東海道線や新幹線と並走し栄生駅を通過します。

栄生駅通過直後に大きく右へカーブして、東枇杷島を通過し、
写真のように大きく左へカーブをして庄内川を渡ります。

また、大きく左へカーブしながら、犬山・新鵜沼方面の犬山線と平面交差で分かれます。

その後、西枇杷島と二ツ杁を通過します。西枇杷島駅通過直後には、東海道線や新幹線の真下を潜り抜けます。

二ツ杁では、普通の弥冨行きを追い抜きました。

新川橋駅を通過後に新川を渡って、車庫が見えてきました。犬山検査場新川検車支区です。

名古屋を発車して約7分 そして須ヶ口駅を通過、津島・佐屋・弥冨方面の津島線と平面交差で分かれます。

ここの区間は、急カーブが非常に多いのですが、駅間が非常に短く6駅も通過しました。遅い割には体感はすごく早く感じます。須ヶ口は、JRで言うと隣の枇杷島駅を少し通り過ぎたあたりに相当します。遅い…

須ヶ口から次の停車駅 国府宮までの間に名2環と東海道新幹線と交差します。

須ヶ口を越えると、線形がよくなり100kmから120kmで爆走していきました。

国府宮手前で、先行列車に追いついたのか速度が落ちます。

18時05分 名古屋を発車して10分 最初の停車駅である国府宮に到着です。

この駅では、普通岐阜行きと連絡します。ここは、JR東海道線で言う稲沢に相当します。

国府宮を出ると、田園風景と住宅地を120km近い速度で爆走していきます。

その後、高架線を走り、津島からの尾西線と合流…

18時18分 名鉄一宮 到着

18時10分 名古屋から15分 名鉄一宮駅に到着です。

その後、玉ノ井方面の尾西線と分かれます。今伊勢、石刀を通過していきます。

18時14分 新木曽川に到着しました。普通の名鉄岐阜行きに接続します。

JRの木曽川は、隣の黒田の方が少しだけ近いです。

黒田、木曽川堤を通過して木曽三川の一つ「木曽川」を渡り、岐阜県へ入ります。

その後、笠松みなと公園の脇を通って大きく、右へカーブします。

反対側には、笠松競馬場があります。

18時18分 笠松に到着です。

岐阜羽島への羽島線、竹鼻線と乗り換えができます。

笠松の次の岐南駅を通過後に、犬山検査場茶所検車支区を右手に見ることができます。

茶所駅通過後に、大きく左へゆっくりと曲がります。

加納駅通過後に、右へカーブしながら勾配を上っていきます。

JR東海道線、高山本線の高架を潜ります。

ゆっくりと名鉄岐阜に入線します。

JRとの高架下のわずか数メートルのみ単線区間となっています。

名鉄岐阜到着

18時24分 名古屋を発車して29分 終点の名鉄岐阜に到着です。

到着直後に、2000系ミュースカイ8両の回送列車が入線してきました。

三柿野・犬山方面の各務原線は、連絡通路を通っての乗り換えです。

感想

名鉄特急は、常滑線系統と犬山線は30分間隔で、名古屋本線では大体15分間隔で走っており、一部の列車を除いて特別車が連結されています。

なので、ロマンスカー以上にお手軽に、安く着席保証がされて快適な移動ができて、大変便利でした。

高頻度運転なので、次来る電車に飛び乗ることができるのが便利だと思いました。

また、同じ特急列車で移動するにしても「料金を払わずに普通の席にするか。少し料金を払ってテーブル付きのリクライニングシートにするか」の選択ができるところも、ありがたいです。

区間問わず360円で利用できるので、名鉄を利用する際には、ぜひ乗ってみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

鉄道コム

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