【祝全線復旧】とんでも急勾配!箱根登山電車に乗ってきた《小田原→箱根湯本→強羅》

乗車日 2020年8月13日

2020年7月23日 昨年の台風19号によりしばらく運転を見合わせていた箱根登山鉄道の箱根湯本から強羅の区間が復旧しました。

箱根に行く1週間ほど前に、初めて一眼レフを買ったので、その練習も兼ねて乗りに行きました。
小田原についてから箱根湯本まで行き、その後箱根湯本から強羅まで一気に乗り通したのでその時の様子を紹介したいと思います。

今回使う切符を購入

お昼の12時前後、小田原駅に到着しました。そこで箱根登山電車の1日乗車券のトコトコきっぷを窓口で購入しました。
箱根登山電車の小田原から強羅までの鉄道線の区間と、強羅から早雲山までのケーブルカーが利用できます。
箱根フリーパスとは異なり、ロープウェイと周遊バスと遊覧船の利用はできません。
なお、トクトクきっぷでは一部施設で優待を受けられます。
今回、トクトクきっぷで強羅公園に無料で入ることができました。

実は起点の小田原駅

小田原から箱根湯本行きに乗車します。
ここを走ってるのは、小田急1000形の赤い色をまとった箱根登山電車色です。
小田原から箱根湯本の区間は、ロマンスカーが走っていて、かつ各駅停車も小田急の車両のため小田急線と思われるかもしれませんが、実は箱根登山鉄道の区間なのです。
昔は小田原まで箱根登山鉄道の車両は来ていましたが、今は来ていません。

始発の小田原駅を発車しました。
小田原始発の、電車を留置する引き上げ線があります。

電車は、東海道線としばらく並走し、箱根板橋駅が近づいてきたら大きく右に曲がり箱根の山の内側を目指します。
橋梁をよーく見ると、枕木が無駄に左に広いですね。なんででしょうか?….

写真には収めていませんが、列車は地味に非常にキツイ急勾配である40‰を登っていきます。
ただ箱根湯本から先の勾配が、あまりにも規格外なので急勾配には感じられません。

電車は、箱根湯本の一つ手前の駅である入生田駅に到着しました。
入生田駅から右にもう一本レールがありますね…なんでしょうか?

これは、箱根登山電車の車庫が入生田にあり、線路の幅が小田急より広い箱根登山電車を入生田の車庫に入線させるために、小田急の幅の線路(狭軌:1067mm)と箱根登山電車の幅の線路(標準軌:1435mm)を一緒に敷いているのです。
これを三線軌条といいます。

さきほどの橋梁が、左側が広かったのもそれの名残です。

ロマンスカーの行き先:箱根湯本に到着

電車は、箱根湯本に到着しました。ここで強羅方面の電車に乗り換えです。
他にも、周遊バスの発着点となっており、箱根の公共交通の総合ターミナルとなっています。

早速新型車両アレグラ号がやってきました。
ここで、箱根湯本の周辺を軽く散策してから強羅へ向かいました。

箱根湯本から強羅行きに乗車

箱根湯本からは、一気に強羅を目指します。一番先頭の席に座って前面展望を楽しみました。

今回乗車したのは、1000形ベルニナ号です。
車内は新型のアレグラ号に合わせるかのようにリニューアルがされています。

列車は、箱根湯本駅を出た直後にとんでもない急勾配である80‰(1,000m進んで80m上がる勾配)の坂を登ってまいりました。

そしてカーブのところでは、散水の標識がありました。
箱根登山電車は、急勾配の他にとんでもない急カーブがあり、摩耗を防ぐためにカーブのところで水をまいて走ります。

登山電車は、塔ノ沢の駅に到着しました。この駅で箱根湯本行きの電車と交換をします。
塔ノ沢駅は、トンネルに囲まれてる駅です。近くを流れる川の音がします。

登山電車は、塔ノ沢の駅を出てトンネルの中の急勾配を登り2つ目のトンネルを出たら、
有名な出山の鉄橋を渡ります。非常に人気の撮影ポイントです。

一回目のスイッチバック:出山信号場

登山電車は、出山信号場にて最初のスイッチバックを行います。
箱根登山電車は、全区間で3回のスイッチバックがあり、箱根の山をジグザグに登ってまいります。

運転士と車掌が入れ替わり、反対方向に列車が動き始めました。
左を走る下る線路は、さきほど通ってきた線路です。

またすぐスイッチバック

電車は大平台駅に到着します。ここで、箱根湯本行きの電車とすれ違います。
今度は線路を切り替えて、右側の線路を通ります。

登山電車は、大平台駅を出てすぐに、またスイッチバックのため上大平台信号所に停車し、ふたたび進行方向を切り替えます。
上大平台信号所では、最古参のモハ1形と列車交換を行いました。

登山電車は、トンネルを通過して仙人台信号所に到着しました。(写真撮り忘れた…)
ここの信号所は、列車交換を行うための信号所です。

電車は先頭車両が見える急カーブを通過して宮ノ下駅に到着です。

宮ノ下駅では、アレグラ号とすれ違いました。

復旧した線路

登山電車は、台風19号で流された区間を通っています。
非常に大規模な工事がされており、今も何かしらの工事をしているのが見えました。

電車は、登山電車で一番急なカーブの区間を走行しています。
このカーブの半径は30mです。短い車体の3両編成ですが、先頭車両の大半が見えます。
隣の車両も少しですが見えました。そのため電車は非常にゆっくり走っていますが、あまりに急なためすぐカーブを通過しました。

電車は、箱根駅伝で有名な踏切を通過してすぐに小涌谷駅に到着しました。
小涌谷駅では、またアレグラ号とすれ違い、次は彫刻の森です。

彫刻の森駅のは2線あるようですが、普段は駅舎があるほうしか使わないようです。
なおいつでも使えるように信号は点灯していました。
よ~く見ると、線路がサビていることがわかります。

その後、箱根登山電車で割と平坦な区間を走り終点の強羅に到着します。

登山電車は、一番奥のホームに到着です。
強羅駅では、早雲山までのケーブルカーの乗り換えることができます。

感想

箱根登山電車に久しぶりに乗りましたが、勾配やカーブが急だったり、いろんな車両が走ってたり、トンネルが古かったり、緑のトンネルを走ったり、で乗っててめちゃくちゃ面白いです。
「よくこんなところに鉄道を通したな~」って思いました。
次は、アレグラ号の先頭に乗って楽しんでみたいです。

他に思ったのは、箱根登山電車って列車交換が出来る場所がかなり多いですね。
本気を出せば8分間隔で走らせられそうです….

最後に….

全線復旧おめでとうございます

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