【上総一ノ宮で連結】東京行き最終わかしお24号 東京駅には何時につく?《勝浦→東京》

特急乗車記

2020年8月18日

いすみ鉄道からの帰りに最終便のわかしお号を利用して、東京へ戻りました。
その際の様子をご紹介したいと思います。
今回は、JR東日本の割引サービス「ねきねっとトクだ値」で大幅に安く乗車することができました。
その際の、注意点も紹介していきます。

始発の勝浦駅

始発の勝浦の駅にやってきました。回送の表示を出してホームに停まっています。おそらく出発の1時間前から止まってたと思います。

勝浦駅の改札にやってきました。列車の本数が少ないこともあり、改札内で待つお客さんはいませんでした。

通路を挟んで改札の目の前に、待合室があり、そこでは若い観光客が数十名待っていました。

発車の15分前、ドアが開き乗車

発車の15分前になったので、ドアが開くと思いホームに降りたらドアが開いていました。

座席に荷物を置いて、軽くですが撮影タイムです。

特急わかしお号の行き先表示機は丁寧に京葉線経由と書かれています。

20時09分勝浦駅を発車

20時07分着の安房鴨川からの普通列車の到着を待って、始発の勝浦駅発車です。

今回も、最前部の席を指定しました。近くのコンビニで買った焼きプリンと炭酸ジュースを置いて早速優勝です。

呑んだ友達は、隣の席で爆睡していました….

列車は順調に、御宿、大原に停車し、上総一ノ宮に停車してまいります。
房総特急は上総一ノ宮から南の区間、海沿いに沿ってゆっくり走るイメージを持っていましたが、実際はかなり速い速度で走っていきます。

上総一ノ宮で長時間停車|連結作業

列車は、外房線の主要駅上総一ノ宮に到着しました。
20時33分に到着して、20時40分に出発します。7分の長時間の停車です。

どうして7分も停車するのでしょうか?それは上総一ノ宮で前に5両を増結するからです。
ここで連結の様子を紹介します。

列車は、安全のため勝浦からの車両のドアを閉めます。
その間に、車両を行き来するための貫通扉を開けて、上総一ノ宮始発の増結車両の到着を待ちます。
増結車両は、東京方面に連結します。

そして、上総一ノ宮始発の増結車両がやってきました。

係員の指示の下、連結前に一旦停止して、連結しました。

連結したあと、各回路が正常に連動、動作するかの確認を終えたあと、ドアが開きます。

列車は、勝浦からの5両と、増結車両の5両を合わせて10両編成になりました。
実は、これで面白い現象が起きてて、特急わかしお号は東京寄りの車両から号車番号を振っています。
つまり、東京行きの先頭車両は1号車です。そして今回、東京寄りに車両を増結しました。
何がいいたいかと言うと、勝浦からの上総一ノ宮までは、6号車を先頭に最後尾が10号車の状態で運転していたのです。

鉄道ファンあるあるですが、中間に運転台が来ると無性に写真を撮ってしまいます。
普段は、入ることができない運転台に立ち入れるわけですから、興奮しますよね…

なお連結の見学ですが、特急列車ということもあり、小学生くらいの子2名も連結作業を見学していました…

連結完了!上総一ノ宮発車

列車は、連結した際の異常がないかを確認するために、慎重に加速して上総一ノ宮を発車しました。

そして、茂原、大網と順調に停車していき、内房線と合流する蘇我の駅に到着しました。
蘇我では、横須賀線直通の久里浜行きが停まっていました。

家が横浜の方面なので、ここで乗り換えるのいいかと思いましたが、やめました…

そして京葉線に入り、湾岸に沿うように高架線を走り抜け、東京駅の京葉線ホームへ向かいます。
京葉線内は途中、海浜幕張に停まります。
一緒に乗った友達は、武蔵野線方面なので、海浜幕張で降りました。

そして東京ディズニーリゾートや葛西臨海公園のきれいな夜景を見ながら、列車は東京駅京葉線ホームに到着しました。
なお光の反射がひどく、かつフォーカスが合わなかったため写真は撮れませんでした。

東京駅到着|何時に着いた?

列車は終点の東京駅に到着しました。果たして何時に着いたでしょうか?

写真だと見づらいですが、東京駅に21時40分に着きました。

勝浦を20時09分に発車したので、1時間31分の乗車です。

東京駅到着後は?

列車は、到着後折返し作業を行い22時01分発のわかしお23号になり、再び勝浦へ向けて走ります。

房総半島方面への通勤需要を見越した列車です。湘南ライナーやホームウェイ号と同じ役割を持っています。ホームには多少ですが、仕事帰りの方並んでしました。

上総一ノ宮での増結理由も、実は、下りわかしお号での通勤需要に応えるためでした。

えきねっとトクだ値に関して

今回は、JR東日本の割引サービス「えきねっとトクだ値」を利用しました。

勝浦から東京への乗車券は、普通に買うと¥1,980 かかります。
そして勝浦から東京までの指定席特急料金は¥1,890 (繁忙期は¥2,090)※乗車日は繁忙期
合計¥3,870(繁忙期¥4,070・閑散期¥3,670)
今回は、運賃・特急料金の両方に対して35%の割引を受けて合計¥2,630で乗車しました。
通常期だと¥2,500、閑散期だと¥2,370

わかりにくいので表にまとめます。

通常お先にトクだ値差額
繁忙期¥4,070¥2,630¥1,440
通常期¥3,870¥2,500¥1,370
閑散期¥3,670¥2,370¥1,300
自由席¥3,340¥2,630(指定席)¥710

このお先にトクだ値は、ただ勝浦から東京を安く利用できるわけではありません。
勝浦から東京間の営業キロは、110.1キロです。
東京駅から101キロ以上200キロ未満は、山手線内という扱いになり、山手線の内側の駅まで(から)利用できる制度があります。
しかし、勝浦駅は大都市近郊区間という制度の内側にあり、山手線内の制度が適用されません。
制度に制度を重ねて打ち消してる状態です。
つまり普通に買ったら勝浦発東京行きの乗車券になってしまいます。

しかし、お先にトクだ値では、大都市近郊区間は適用されません。
要するに、渋谷や上野からこの切符を利用できます。
今回は、この乗車券で新宿まで乗って小田急に乗り換えました。実質東京~新宿間タダです。

えきねっとを利用するに当たり、注意しなければいけないことが主に2つあります。

  1. 乗車当日の午前1時40分までに予約が必要
    ※メンテナンスにより変動あり
  2. 受け取りは、5時30分から23時まで、
    5時30分より前に発車する列車に乗る場合は、前日の23時までに受け取りが必要。

つまり、乗車日当日の購入では割引が適用できません。
房総半島へのお出かけは、事前に計画を立てておくといいでしょう。
詳しくはえきねっとHPをご覧ください。

まとめ

この外房線の特急の最終便である、わかしお24号は、非常に丁度いい時間に運転されていて使いやすいです。
勝浦でご飯を食べ終わったらすぐに乗車して、神奈川県の自宅に帰れました。
東京駅に22時前に着きますし…私と同じく南関東在住の方には、大変便利な列車だと思います。
勝浦で観光したあと、ぱぱっと勝浦担々麺を食べて乗ることもできますし…

他にも、22時ちょうど発の寝台特急サンライズ出雲・瀬戸号にも間に合う列車のため、
房総半島からサンライズを利用するのに十分使えると思います。

行きの様子はこちら↓

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