【エイプリルフール】ありがとう!ロマンスカー「EXE」最終列車に乗車

関東

みなさん、こんにちは!小田急線ユーザー、ロマンスカー貴族、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

1996年にデビューした小田急ロマンスカー 30000形「EXE」
小田急ロマンスカーで初めて6両+4両で編成を分割し、フレキシブルな運用を行えるようにしました。
また10両編成での運転時は、570名近いお客さんを一気に運ぶことができ、多くの通勤・通学客が利用する「モーニングウェイ・ホームウェイ」のメイン車両となっています。

観光だけではなく、ビジネス利用にも対応した車両で、これまでのロマンスカーとは大きく異なったのが特徴です。
一部の観光客から不評がありましたが、現在の小田急ロマンスカーの利用スタイル「気楽に日常利用」を確立させた、隠れた名車となっており、多くの方々に愛されています。

そして202x年3月xx日、そんなロマンスカー「EXE」の未更新車のラストランが行われました。
運がいいことに、仕事から帰る途中にたまたま最終列車に乗れたので、その様子を紹介します。

※この記事は2022年4月1日のエイプリルフールネタです

始発の新宿駅

202x年3月xx日 ここは小田急線の始発駅・新宿です。

「EXE」のラストランは、いつも通りの帰りの乗車をしたいと思い、あえて藤沢まで乗り通さず、新宿から最寄りの大和までの乗車とすることにしました。

20時06分 はこね6号の折り返しとして、ロマンスカーが発着する2番ホームに入線してきました。

こういった構図で未更新の「EXE」を撮るのも、この1枚が最後となりました。
写真をご覧いただくとお分かりいただけるように、ホームではこのEXEを撮影する方が列を成すかのように並んでいます。

列車の愛称表示機が真正面に付いているのも、リニューアルされていないEXEの特徴の一つともいえます。真正面についている表示機がヘッドマークを彷彿とさせるので、とても良いアクセントになっています。

2008年に登場したMSEは、表示機こそついていますが、運転台側のガラス部分に配置。
リニューアルされたEXEαは、前面の表示機が撤去されています。

ご覧いただいてわかる通り、多くの方がこの付近から、EXEの顔を撮ろうと多くの方が撮影していました。

そして、ホームにはEXEの定期運行離脱を惜しむ、多くの鉄道ファンや沿線利用者の見送りで、身動きを取るのが難しいような状態でした。

これほどまで、EXEが注目されているところを見るのは、初めてです。

EXEのラストランは、時刻は1時間早いですが、LSEやVSEの定期運行ラストランと同様に、江ノ島線方面のホームウェイ号となりました。

乗車のためにホーム中ほどへ移動すると、最後の座席回転が行われました。

この茶色く重厚な車体を輝かせて、最後の出発準備が行われています。

EXEの最終列車、ホームウェイ87号藤沢行きの表示です。

20時20分発ホームウェイ87号キャンセル待ちの列が出来ていました。

EXEの特徴である6号車・7号車の連結部分を見に行きましょう。

相模大野や小田原で行われている連結作業・解結作業でしか注目されていない、この連結部分ですが、ご覧の通り大勢の方が一斉にスマホ、カメラを向けています。

人が多すぎてこれより前に出ることは難しかったです。

ドアが開き車内に乗車

20時14分 車内清掃が終わり、ドアが開きます。多くの方が一斉に車内に入りました。

デッキから撮影したものですが、車内はほぼ満席。大変賑わっています。

EXE特有の非常に落ち着いた内装を見るのも、これが最後…
いつも乗って見ていた光景だけに、とても感慨深いです。

ラストランだからこそ、いつも通りの乗り方。喫茶室ロマンスカーを開店します。

車内で、売店で売っているプリンを食べて、コーヒーを嗜むのもこれが最後…
EXEの重厚感あふれる落ち着きのある内装は、まるで本物の喫茶店にいるかのような感覚にさせてくれます。

ホームウェイ87号 ラストラン乗車記

多くの方に手を振られながら見送られて、20時20分 新宿駅を発車しました。

30000形特有の甲高いVVVFの磁励音を立てて加速、この音を聞けるのもこれが最後かと思うと、なんとなく寂しく感じます。

新宿駅の先頭付近では、数えきれないくらいの見送り客、鉄道ファン、報道陣がいらっしゃいました。

新宿駅発車後、大きく右へカーブして行きます。

そして、ホームウェイ87号の車内放送が行われました。

多くの鉄道ファンが見送る南新宿駅を、加速しながら通過。

参宮橋駅通過後、まるでバトンタッチするかのように、リニューアルされたEXEαとすれ違いました。

自動放送が終わり、車掌より放送が行われ、このEXEがこの運行を持って最後となる放送が行われました。この茶色いロマンスカーが、今日が最後だというのを、初めて知った方も少し居たようです。

リニューアル車両「EXEα」

「このEXEは6両編成と4両編成が7本おり、うち5本が『EXEα』にリニューアルされました。
そして現在ご乗車いただいている、リニューアルされてない『EXE』が2編成走っていましたが、ご乗車のこのホームウェイ87号を持って定期運行を終えます。
明日3月xx日のダイヤ改正では、新型ロマンスカー『x0000形 ○SE』が、このEXEと入れ替わるようにデビューいたします。
今後も変わりゆく小田急ロマンスカーのご愛顧よろしくお願いいたします」のような放送がされました。

明日からデビューする「x0000形 ○SE」がとても楽しみですね…

先行の各駅停車が居なくなったので、勢いよく加速して代々木上原駅を通過。

千代田線を走る16000系やE233系にも見送られるように、代々木上原駅構内を通過しました。

下り坂を勢い付けて走り、東北沢~世田谷代田の地下区間に入ります。

下北沢では、この区間の最高速度90kmくらいを保って、一気に通過します。

梅ヶ丘手前で高架線に出て、4線が並ぶ小田急自慢の複々線を優雅に進みます。

そして、EXE最後の多摩川通過。多摩水道橋が、我々を見送っているように感じました。

向ヶ丘遊園を通過して、最後のインター区間を走行し終えました。

20時43分 新百合ヶ丘駅多摩線3番ホームに到着です。到着時、多摩線ホームでは多くの方がカメラを向けていました。

新百合ヶ丘駅を発車。EXEの唸り上げるような駆動音を立てて100km近くまで加速し、多摩の丘陵地帯を駆け抜けています。

そして、ラストラン列車は、町田駅を勢いよく通過。2番目に利用者が多い町田駅でも、多くの方が撮影しているのを見かけました。

20時55分 相模大野駅に到着。これを持って小田原線の走行は終え、ここから江ノ島線に入ります。
もう小田原線を、リニューアルされてないEXEに乗って移動することはできません。

相模大野では、全体の半分近くの方が降りられました。
相模原周辺やロマンスカーが停まらない各駅の通勤客や、少しでもラストランに乗りたい乗り納めの方々のようです。

そして、入れ替わるように、ラストランを楽しむ鉄道ファンが、たくさん乗車されました。

20時56分 相模大野駅を発車しました。ホーム上にある箱根そばよりも先端側でも、新宿駅同様に多くの方がカメラを向けて、このEXEを見送っていました。

江ノ島線内も100km近い高速で、最後の力走を見せてくれました。

そして鶴間駅を通過。僕のEXEの乗車は、この一区間が最後です。寂しくなり、少し涙が出てしまいました…

大和駅到着直前の車内の様子です。
普段だと相模大野駅発車後は、1割~3割程度の乗車率で、そこそこガラガラなのですが、ラストランなだけあって、ほぼ満席でした。
この区間のEXEで、こんなに大勢乗車しているのが、とても驚きです。

ということで、リニューアルされてない「EXE」の最後の乗車を終えました。最後の最後に、EXEを見送ります。

21時05分 ホームウェイ87号 藤沢行きのEXEは、大和駅を発車。最後の一区間、終点・藤沢に向けて発車して行きました。

江ノ島線の夜の撮影スポットである大和駅でも、多くの方が見送りをされて、大勢の鉄道ファンがホーム先端に集まっているようでした。

2x年間 お世話になりました。家に帰るときによく乗りました。
ありがとうございました 30000形 EXE!!!

本当に本当にありがとうごz…………

おわりに

本日4月1日はエイプリルフールです。お付き合いいただきありがとうございました!

ただ、いつも通りホームウェイに乗って、大和に帰る様子を面白おかしく紹介いたしました。

この「EXE」は2022年4月現在、現役のロマンスカーの中で最も古いロマンスカーです。
公式からは発表はありませんが、他5編成同様に、リニューアルされるかもしれませんし…
時々噂で流れていますが、数年後にGSEや新型のロマンスカー投入で置き換えられるかもしれません。

ダイヤ改正直後ということもあり、全然注目されていない今だからこそ、乗って撮って記録しておくべき車両だと思います。
引退発表がされてからだと、意外とじっくり撮れないのは確実です。

もちろんEXEだけではありません。
例えば、都営三田線を走る6300形の初期車や東急9000系、関西だったら湖西線・草津線の113系や117系、その他車齢問わず今走っている全ての列車に言えます。

今年の出来事で言うと、315系デビューで転属等が行われた神領の313系や中央西線の10両運転も、何気に記録しておけばよかったと後悔している方も居ると思います。

注目されていない今だからこそ、大切に記憶すべきだと思います。

今回は、エイプリルフールにお付き合いありがとうございました。

鉄道コム

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