元東急車で地鉄本線全線を普通電車で乗り通し《宇奈月温泉→電鉄富山》|17480形

中小私鉄・三セク列車乗車記

2020年11月11日

宇奈月温泉で温泉に入り、そして宇奈月ダムを見学しました。
そのあと、宿泊地である富山へ戻るため再び地鉄線に乗りましたのでその様子を紹介します。

宇奈月温泉駅

地鉄本線の終点の宇奈月温泉駅です。
温泉地ということもあり、温泉噴水があります。昼間はここで記念撮影される方が多いです。

今回乗るのは、17時36分発の電鉄富山行きです。
改札は、電車が到着し降車が一段落してから開きます。
なんと、液晶ディスプレイで表示するため意外とハイテクです。

今回乗ったのは、元東急8590系の17480形です。

車内を紹介します。乗車整理券発券機(ICカードリーダー)が備わった以外は、東急線時代と変わりません。

なおこの車両は4ドアですが、真ん中の2ドア分は使われておらず、実質2ドア車です。
そのため、使われないドアには「この扉は開きません」のステッカーが貼られています。

また運転台後方には、運賃箱と降車用のICカードリーダーが備わっています。

宇奈月温泉駅発車

17時31分、静かにドアを閉めて宇奈月温泉駅を発車しました。
なお、外は暗くうまく発車の様子を撮ることは出来ませんでした。
乗客は、各号車ともに10名程度乗車しています。

電車は、ゆっくりと走り、山を降りていきます。
途中の浦山駅では、宇奈月温泉行きとすれ違いました。

北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅との乗り換えの駅、新黒部に到着しました。
新黒部からは、富山平野を走ります。

18時07分、電鉄黒部駅に到着しました。
電鉄黒部では、20名程度が乗車してきました。

あいの風とやま鉄道線との乗換駅の新魚津に到着しました。
新魚津では、多くの高校生が乗車しました。並行するあいの風とやま鉄道線も同じく多数の高校生が乗車しています。
学生で賑わってる街なんですね…

地鉄線は、富山平野の区間では駅間が短く、東急線時代の高加速性能も相まってメリハリのある運転が行われています。
元々走ってた東急や地下鉄のような走りを、富山でも体験できるのは面白いですね…

中滑川に到着しました。ここで急行の宇奈月温泉行きとすれ違います。
今年にデビューした元田園都市線の17480形です。

上市到着 進行方向逆転

電車は、あいの風とやま鉄道線と別れて上市に到着しました。
上市では、進行方向が切り替わり、私が乗っている車両が先頭になります。

上市、そして立山線と合流する寺田からは運転本数が増えて多くの電車と行き違います。

終点 電鉄富山到着

宇奈月温泉駅を出て約1時間30分。19時15分に終点の電鉄富山駅に到着しました。

元西武の電車と、元東急の電車がこういった形で並ぶの面白いですね…

感想

乗ってて少し飽きましたが、東京の電車のような謎の安心感に包まれて、振り返ってみると少しあっという間に時間が経ったような感じでした。

地鉄線は駅間が短いこと、そして線形がいい区間が多いこともあり、加速したらすぐ減速する東急のような運転を体験できたので、そこは面白かったです。

今度は、昼間に乗って都会の電車から立山連峰を眺めることをしてみたいですね….

前回の記事はこちら↓

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