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相鉄・東急直通線の運賃認可を申請 海老名~渋谷の運賃はいくら?

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神奈川県内大和市在住、相鉄線ユーザーでもあるkeitrip/須田 恵斗です。

先日8月9日夕方、相模鉄道ならびに東急電鉄は、2023年3月開業予定の相鉄新横浜線・東急新横浜線(羽沢横浜国大~新横浜~日吉)の旅客運賃設定に係る認可申請を行った旨、発表しました。

相鉄・東急直通線の運賃認可申請および直通線定期券の新サービス導入【相模鉄道】

2023年3月開業予定の東急新横浜線の旅客運賃設定に係る認可申請を実施

新横浜線区間に対し、それぞれ加算運賃を設定

相模鉄道のプレスリリース

【加算運賃の設定区間】
・羽沢横浜国大~新横浜

【加算運賃の金額】
・普通旅客運賃        40円
・通勤定期旅客運賃(1カ月) 1,520円
・通学定期旅客運賃(1カ月) 580円

東急電鉄のプレスリリース

【加算運賃の設定区間】
・新横浜~新綱島

【加算運賃の金額】
・普通旅客運賃(大人)      70円
・通勤定期旅客運賃(大人1か月) 2,620円
・通学定期旅客運賃(大人1か月) 970円

乗りとおした場合の加算運賃金額は?

なお2019年11月30日の相鉄とJR東日本との直通運転開始により開業した、相鉄新横浜線:西谷~羽沢横浜国大間の加算運賃は、
・普通旅客運賃 30円
・通勤定期旅客運賃(1カ月) 1,140円
・通学定期旅客運賃(1カ月) 430円
となっています。

相鉄・東急新横浜線全区間(西谷~新横浜~日吉)を乗りとおした場合、普通旅客運賃で合計140円(30円+40円+70円)の加算運賃が加わることとなります。

新綱島と綱島は同駅扱い

また、東急新横浜線の新綱島駅は、東横線の綱島駅に非常に近接した位置に設置される駅です。
利用者の利便性向上のため、両駅から東横線・目黒線方面への運賃が同額になるように設定されます。

定期券に関する新サービス【特例】を設定

相模鉄道のプレスリリース
上記印刷用資料(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-120-cup.pdf)より引用

【特例対象となる定期券】
・相鉄新横浜線 西谷駅~新横浜駅を含むIC通勤定期乗車券

【内容】
上記の定期券では、追加運賃をいただくことなく、相鉄本線 横浜駅で乗降が可能。
※相鉄本線 上星川~平沼橋間の各駅での乗降不可、別途運賃精算

【使用例】
平日は東急線直通電車(相鉄新横浜線経由)で通勤、休日は横浜駅周辺でお買い物が可能となる

【注意】
同区間を含むIC通学定期券ならびに磁気定期券は不可

東急電鉄のプレスリリース
上記印刷用資料(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20200809-1.pdf)より引用)

【特例対象となる定期券】
①日吉駅~新綱島駅間を含む定期券(新横浜線利用の定期券)
②日吉駅~綱島駅間を含む定期券(東横線利用の定期券)

【内容】
①東横線綱島駅でも乗降が可能
②新横浜線新綱島駅でも乗降が可能

わかりやすくまとめると、定期券に置いても、綱島駅と新綱島駅は同駅扱いを実施することになります。

両社・新横浜~線内各駅への運賃を発表

相模鉄道・東急電鉄共に、新横浜~自社線内各主要駅までの運賃も同時に発表されています。
詳しくは、プレスリリースをご参照ください。

ここでは、プレスリリースを元に、現行ルートの運賃と新横浜線ルートの運賃を同じ表にまとめましたので掲載いたします。

※注意:東急電鉄では、来年3月より鉄道運賃の値上げを予定しています。
そのため開業時に、先日発表された運賃と実際の運賃が、横浜経由・新横浜線経由共に異なる場合もあります。その事を留意したうえでご覧ください

相鉄線から新横浜駅までの比較

相鉄線内各主要駅から新横浜までの運賃の比較です。
これまでは相鉄とJR or 横浜市営地下鉄の2社を乗り継がなければ行けなかった事と、Ωを描くかのように遠回りするかのようなルートだったため、直線距離では近い割に運賃は高かったですが、
直通線ルートでは、新横浜まで相鉄線1社のみとなるため、新横浜線内の加算運賃70円分を加えても、これまでより100円前後も安くなるようです。

相鉄線主要駅~東急線主要駅までの比較

つづいて、相鉄線主要駅~東急線主要駅の、新横浜線経由と横浜駅経由の比較表です。

先述の加算運賃がそれぞれ2社に設定されているため、乗車距離は短くなりながらも、
普通運賃は150円程度、通勤定期券(1カ月)は6,000円程度、通学定期券は1,500円程度、現在の横浜経由より高くなっており、かなり割高な印象を受けます。

横浜経由以外の現行ルートと比較

こちらは、相鉄線を使わないルートと、相鉄・東急新横浜線経由の現行運賃で比較したものになります。

相鉄線を使わないルートは1回乗り換えで行けて、
かつ相鉄・東急新横浜線を使うルートは、開業後は乗り換えなしで行ける地点同士で調べています。
※例外として、参考程度に海老名~渋谷間はJR直通電車も掲載

こうすると、私のように海老名・大和・湘南台に住んでいる方は、東京の行く場所に寄りますが、相鉄・東急新横浜線経由は、運賃面で圧倒的に不利です。

表を見てお分かりいただける通り、今回のスタート地点は、3駅共に小田急と相鉄が乗り入れる駅です。
さがみ野や三ツ境・鶴ヶ峰など、相鉄線の単独の駅からの場合は、相鉄線内の運賃も加算しなければいけないので、トントンで収まるような気がします。

おわりに

JR線直通電車よりは、安く収まっているとはいえ、加算運賃でかなり割高な印象です。
それに渋谷や目黒から先は地下鉄となり、3社を跨ぐことになるため、それも相まって場所によっては余計に高く感じるかもなと思いました。

ただ、新横浜から新幹線乗るときは、安くなってかつ圧倒的に便利になったことに変わりありません。

それより、改定後の運賃が出たら、それをまとめて再度書き直さなければ…

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

日付イベント
3月30日(土)相鉄 親子向け ダイヤ作成体験会【受付終了】
3月24日(日)相鉄本線平沼橋駅 ホームドア運用開始
3月23日(土)10:30~15:00相鉄10000系リバイバルカラープロジェクト入場券セット 発売
3月23日(土)相鉄本線・新横浜線 E233系新横浜入線イベント列車運行
3月23日(土)相鉄「チャリティー撮影会 in 相模大塚」
3月23日(土)相鉄 補充団体乗車券 発売申込受付
3月21日(木)~来年3月頃相鉄 11代目そうにゃんトレイン 運転
3月19日(火)相鉄 そうにゃんつり革キーホルダー 販売
3月18日(月)~5月6日(月)20000系・21000系新横浜線開業1周年記念号運行
3月16日(土)より発売相鉄発 東急・東京メトロ共通1日乗車券 発売
3月16日(土)より発売相鉄・東急 共通1日乗車券 発売
3月16日(土)東急東横線・目黒線・新横浜線ダイヤ改正
3月16日(土)相鉄 ダイヤ改正
3月12日(火)~4月14日(日)相鉄 弥生台駅 桜ライトアップ 実施
3月9日(土)より発売相鉄・東急 新横浜線開業1周年記念入場券など 発売
3月4日(月)~当面の間東急3020系 新幹線デザインラッピング運行【運行開始!】
3月2日(土)~4月14日(日)「そうにゃんバースデースタンプラリー2024」開催【開催中!】
3月2日(土)より発売相鉄 そうにゃんエコバッグなどの新グッズを
「SOTETSU GOOD SOTRE」二俣川にて発売開始
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