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東急4110F「Shibuya Hikarie号」の入線で、相鉄に復活したものとは?【相鉄・東急・つり革】

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2022年3月20日、相鉄・東急直通線開業以降初めて、東急5050系4000番台4110F「Shibuya Hikarie号」が入線しました。

他の5000系列とは大きく異なる外観・内装で、鉄道ファンや沿線ファンなどから、人気を集めています。

この4110Fの相鉄入線で、相鉄では約3年半ぶりに、あるものが復活したことになります。
そのあるものとは何でしょうか?

4110Fの内装と相鉄に戻ってきた物とは?

「クリア」の内装

東急5050系4000番台4110F「Shibuya Hikarie号」は、2013年4月26日(副都心線直通開始から約1カ月)に、デビューした特別装飾編成です。

この「Shibuya Hikarie号」は、「渋谷ヒカリエ」の開業一周年を記念してデビューしました。

外観は「渋谷ヒカリエ」をイメージとしたゴールドをメインカラーとしたものとしています。

「シック」の内装

内装も3種類の、それぞれの渋谷をイメージした非常に特徴的な内装となっています。

  • アクティブ ・・・2、4、6、9号車
  • シック   ・・・5、7号車
  • クリア   ・・・1、3、8、10号車

で、後に登場する5000系新造中間車や2020系列、5177F・5178Fに採用されるハイバックシートが使われています。

つり革も「アクティブ」では、4色のカラフルなものとなり、「シック」では、宇宙や未来をイメージした青色のものが、
「クリア」では、青色のつり革と白色のつり革を交互に配置した、透明感あふれる配色となっています。

この4110Fのつり革は、東急5000系列で唯一の、丸いつり革となっています。

ということで、相鉄に約3年半ぶりに復活したものとは、この丸いつり革なのです。

JR直通線開業直前に引退した旧7000系

2019年5月に行われた10両編成特別運行

2019年4月、JRとの直通運転開始に備え、新型車両12000系がデビューしました。
12000系の増備により、7000系・新7000系抵抗制御車が順次、運用を離脱。

事実上のさよなら運転と言う形で、その年の月に、7000系8両2編成を組み替えた10両編成特別運行が行われました。

この7000系の特徴は、2019年時点で唯一の、赤帯の相鉄である事、車両内装も更新がほとんど行われていない事です。

新7000系・8000系・9000系も、デビュー当初は、昔ながらの丸いつり革を採用していましたが、
後の内装更新によって、JRのE231系と同じ形状の、三角形(おにぎり型)のつり革に交換されています。

それ以降、相鉄で唯一の丸いつり革を採用した電車となっています。

JR直通開始直前の、2019年10月に運用を離脱し、10月14日に12000系と並んだ撮影会・引退イベントを以て、相鉄線の線路上から姿を消しました。

その後、相鉄線内を走る車両のつり革は、おにぎり型・楕円形(YNB独自形状)・二等辺三角形(JR東E233系)の3種類となります。

その後、2023年3月18日に相鉄・東急直通線が開業し、前述の通り、3月20日の4110F「Shibuya Hikarie号」が入線。
つり革の色が異なるものの、丸いつり革が思わぬ形で復活した形となります。

おわりに

東急電鉄の車両のつり革は、沼ですわ…

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掲載日コらム
2024年3月10日相鉄10000系、始動する「リバイバルプロジェクト」
2種類の復刻カラー実現なるか!?

【復刻決定おめでとう!!!】
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