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【衝撃的な光景】相鉄線の駅にあるJR東日本の設備とは…

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相鉄線沿線、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

横浜駅を発車して、西横浜まで並走する相鉄本線。
この区間はただ並走しているだけではなく、JRの設備が相鉄線のある駅に設置されていたり、ある設備が共有されています。

今回は、じっくり観察すると気づく、相鉄の面白いポイントを紹介していきます。よろしくお願いいたします。

JRと並走する平沼橋駅

今回紹介する設備がある、横浜駅の一つお隣の平沼橋駅です。
横浜駅からの距離が近く、肉眼でお互いの駅を見ることができます。

2020年度の1日平均各駅乗降人員は7,244人で、
相鉄の全26駅中ワースト3位、相鉄本線で限定すると全18駅中ワースト1位です。

駅周辺は、小型や中型の雑居ビルや、マンション等が立ち並び、横浜駅と比べると比較的落ち着いている印象です。

写真の通り、JR東海道線とJR横須賀線に並走する区間にある駅で、ホームで立っていると、まるでJRの緩行線の駅にいるような感覚になります。

平沼橋駅にあるJR東日本の設備とは?

ホーム上には、夜間などに照らす照明や、非常通報ボタンを建てるための、比較的細めの柱が多数設置されています。

ホームの横浜方には、何やら様子が違う少し大きめの柱があります。そして、その柱から架線が伸びているのが確認できるでしょう。

これは、架線の引留柱です。

その架線の先を追っていくと、相鉄下り線とそのまま交差して、JRの横須賀線下り線で合流していることが分かります。

その下には、横須賀線上り線から下り線や東海道線へ転線する、渡り線があるのを確認できます。

この柱には、かすれていますが「構止須」と大きく「3」と書かれていることが確認できます。

この表記の意味を調べてみましたが、わかりませんでした。

架線の引留柱の後方には、相鉄下り線と、JR東海道線・横須賀線で共有している架線柱があります。

JRと並走する横浜~西横浜間は、1957年に当時の国鉄貨物線の部分譲渡を受けて複線化されました。

写真の通り、JRの渡り線の架線引留柱が平沼橋駅ホームにあったり、平沼橋~西横浜間の下り線の架線柱が共有されているのは、貨物線を借りて開業した名残であるものと思われます。

横浜方面上り線は、単独の架線柱となっています。

この共有架線柱の面白いところは、現在相鉄では駅外観や内装を、新ブランドイメージ「YOKOHAMA NAVYBLUE」にリニューアルを行っており、

それに関連して、相鉄側の柱のみダークグレーに塗りなおされています。

同じ架線柱で、色塗りが異なるところが、逆に共有されている感じで、よくよく観察すると面白いですね…

おわりに

ただ、並走しているだけではなく、こうやって一部設備が共有されていて、
そこから、開業や複線化の流れ見たいものを感じられるのは、面白いですね…

相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

掲載日コらム
2024年3月10日相鉄10000系、始動する「リバイバルプロジェクト」
2種類の復刻カラー実現なるか!?

【復刻決定おめでとう!!!】
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