1993年~2001年に製造され、現在6編成が在籍している、相鉄9000系の編成紹介です。
相鉄編成ガイドでは、2022年7月現在 42編成402両が在籍する相鉄の電車の、各編成の特徴を紹介していきます。

9703×10の概要

9703×10は、1995年に入籍した編成です。
この編成からは、8000系8709×10と同じく、種別・行先表示器が一体化した3色LED式となりました。
登場当時の車内の案内表示機は、9701×10、9702×10と同様、妻面部に設置されています。
それ以外にこれと言った特徴はありませんでしたが、
2016年3月、デザインブランドアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBLUE(以下YNB)」へのリニューアル第1号となり、注目を集めます。
YNB化が行われた現在の特徴として、この編成のみ、側面の車番が車体中央下部に表記がされています。
また、最初にリニューアルされた3編成(当編成、9705×10、9702×10)の特徴として、優先席モケットが青色となっています。
20000系がデビューして以降の編成は、優先席モケットを赤色に仕様を合わせています。
YNB化が行われた当初しか見られなかった特徴としては、
パンタグラフが全車両菱形のモノを採用し、ドアチャイムも2音チャイムとなっていました。
その後、1年以内に現在のシングルアームに交換、ドアチャイムの1音化が行われます。
編成構成
クハ9703-モハ9107-モハ9207-サハ9605-モハ9108-モハ9208-サハ9606-モハ9109-モハ9209-クハ9503
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製造所
クハ9703:東急車輛製造
モハ9107:東急車輛製造
モハ9207:東急車輛製造
サハ9605:東急車輛製造
モハ9108:東急車輛製造
モハ9208:東急車輛製造
サハ9606:東急車輛製造
モハ9109:東急車輛製造
モハ9209:東急車輛製造
クハ9503:東急車輛製造
機器更新施工日
2014年3月17日
YOKOHAMA NAVYBLUE リニューアル施工日
2016年3月04日
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