相鉄線ユーザー、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。
2022年度の設備投資計画『 2022年度 鉄道・バス設備投資計画【相鉄グループ】 』が発表されました。
昨年度に引き続き、東急直通用車両の増備、既存車両のリニューアル、各駅のホームドア設置工事が行われます。

21000系の増備は3本のみ

今年度は、2023年3月に開業を予定している東急直通線用車両、21000系が3編成、新たに導入されます。
昨年2021年度には、4編成が導入されており、今年度の導入を持って7編成となります。
昨年度を持って、相鉄の在来車両の置き換えは完了しました。今年度の導入は、直通運転開始による運用増加に対応する増備用となります。
過去の相鉄の決算説明会資料で、20000系について、10連7編成と8連9編成の計16編成142両を導入することが発表されており、
残る2編成は、東急との直通運転開始後の2023年度以降に、増備されるものと思われます。
※2022年4月26日発表 2022年度 鉄道・バス設備投資計画【相鉄グループ】 にも21000系9編成導入予定記載済み。

2019年11月に開業した相鉄・JR直通線では、
相鉄側が新型車両12000系を計6編成導入しましたが、うち5編成は開業前に導入、
残り1編成(12106×10)は開業から約3か月後の2020年2月に導入されました。
21000系の残り2編成(21108×8、21109×8)も、同様に直通運転開始から3か月後~6か月後くらいに導入されるものと思われます。
ホームドア設置は7駅で実施

相鉄では現在、各駅のホームドア設置工事を設置しています。
今年度は、
- 三ツ境駅
- 瀬谷駅(1・4番線)
- 南万騎が原
- 緑園都市
- 弥生台
- いずみ野
- いずみ中央
の計7駅に設置される予定となっています。
相鉄では、2021年度までに、国および地方自治体と協力のもと、
- 横浜
- 西谷
- 鶴ヶ峰
- 二俣川
- 希望が丘
- 瀬谷(2・3番線)
- 大和
- 相模大塚
- さがみ野
- かしわ台
- 湘南台
- 羽沢横浜国大
の計11駅に、既に設置されています。
今年度の計画で行くと、全26駅中17駅に設置されることになります。
海老名駅の改良

本線海老名駅では、改良工事が行われおり、2027年度の完成を予定しています。
主な改良内容としては、南改札1か所のみのところを、2階部分に新南改札を増設、
反対側に北改札を2階部分に新設する計画となっています。(改札口は既存と合わせて計3か所になる)
今年度は、北改札口の新設開業と、新南改札口2階改札新設に向けた鉄骨製作・仮設・新駅舎構築を行う予定となっています。
その他
具体的な形式名や両数などは記載されていませんが、
「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、既存車両のリニューアルが予定されています。
バス事業では、
ドライバー異常時対応システム(EDSS)を18両(うちハイブリッド7両含む)、コミュニティバスを1両導入予定です。
関連リンク
編集後記
思ってたより、プレスリリースの内容があっさりしていました。
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