2022年7月22日、来年3月に開業予定の相鉄・東急直通線のレール締結式が、新横浜駅にて関係者によって行われました。
これにより、相鉄と東急の線路が直接つながったことになります。
境界駅となる新横浜駅にて開催
レール締結式が行われたのは、新規全通する相鉄新横浜線と、東急新横浜線の境界となる新横浜駅です。
Twitter等にて拡散されている動画を確認したところ、レール締結装置が締められたのち、テープカットとくす玉割りが行われ、中線より工事車両のモーターカーが発車する様子が確認できます。

2019年11月30日に部分開業した区間を含めて、相鉄新横浜線西谷~新横浜間(6.3km)と東急新横浜線新横浜~日吉間(5.8km)の計12.1kmの線路敷設が終わったことにより、相鉄本線と東急東横線・目黒線が結ばれたことになります。
来年3月の新横浜線全通・直通運転開始により、相鉄・東急・東京メトロ・都営地下鉄・東武・西武・埼玉高速鉄道の7社局14路線による、首都圏の広域鉄道ネットワークが形成され、神奈川県東部から東京方面への利便性が向上します。

相鉄と東急の境界駅となる新横浜駅は、東海道新幹線・横浜市営地下鉄ブルーライン・JR横浜線の3路線が乗り入れている駅。
この直通線が開業することにより東急線沿線等や神奈川県県央方面から東海道新幹線へのアクセスが飛躍的に向上。
ブルーラインや横浜線と乗り換えができることから、横浜市北部地域へのアクセスも向上、ららぽーと横浜などへ行きやすくなります。
相鉄線から東急東横線と目黒線利用者・新幹線利用者等が、横浜駅を経由しなくなることによる横浜駅の混雑緩和も期待されるでしょう。
参考リンク

おわりに
10月~11月頃から本格的な試運転が行われるものと見込んでいます。
早く、新横浜線で車両が走っているところを見てみたいです。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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