1990年に製造され、現在半数の6編成が在籍している、相鉄8000系の編成紹介です。
相鉄編成ガイドでは、2022年7月現在 42編成402両が在籍する相鉄の電車の、各編成の特徴を紹介していきます。

8709×10の概要

8709×10は、1995年に入籍した編成で、6次車・後期型に分類できます。
2022年7月現在、相鉄が行っているデザインブランドアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBULE (以下YNB)」への内外装の変更が行われた唯一の8000系の編成となっています。

この8709×10からは、補助電源装置がブラシレスMGからSIVに変更、補助電源装置搭載車両がモハ8200からサハ8600に変更されました。
※5次車 8708×10は、1998年に補助電源装置と配置を後期型に交換・変更
YNB工事が行われる以前は、外観は8710×10~8713×10と同様、3色LED式の表示器が搭載されていました。
内装は、2013年の塗装変更の際に、袖仕切りの設置とモケット交換、乗降扉の交換が行われました。
現在残存する8000系で唯一、乗降ドアを交換した編成となります。
また、2017年10月23日に発生した二俣川駅での落雷による被災車両となります。
編成構成
クハ8709-モハ8125-モハ8225-サハ8617-モハ8126-モハ8226-サハ8618-モハ8127-モハ8227-クハ8509
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製造所
クハ8709:日立製作所
モハ8125:日立製作所
モハ8225:日立製作所
サハ8617:日立製作所
モハ8126:日立製作所
モハ8226:日立製作所
サハ8618:日立製作所
モハ8127:日立製作所
モハ8227:日立製作所
クハ8509:日立製作所
機器更新施工日
2017年3月22日
※VVVFインバーター装置を日立製VF-HR128(GTOサイリスタ)から日立製VFI-HR2820T(IGBT)に、換装した日です。
YOKOHAMA NAVYBLUE 施工日
2020年3月11日
施工日当日に本線試運転が行われ、2日後の3月13日より営業運転に復帰しました。
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