2023年2月17日、相模鉄道と東急電鉄は、2023年3月18日以降の時刻表を公開しました。
ダイヤ改正と同日に開業する相鉄新横浜線・東急新横浜線と、それらを介した直通運転の情報が掲載されており、鉄道ファンから注目を集めています。

相模鉄道と東急電鉄からそれぞれ時刻表が公開
相模鉄道では、全列車が掲載された、従来通りの冊子型にて新しい時刻が公開されています。
この時刻表では、直通先の終着駅の情報の他、列車番号や運行番号も掲載されています。
なお、羽沢横浜国大より先、JR線内の時刻や行き先等は、2月27日に掲載される予定です。
東急電鉄では、各駅ごとの時刻が掲載されています。
詳しくは、各社のホームページをご覧ください。
新しいタブで開きます↓

大まかな概要は、2022年12月16日に発表されたプレスリリースの通りです。
今回の全列車時刻公開で、特に注目した2点に関して紹介します。
その他、運行パターンや細かい運用考察等に関しては、情報をまとめ次第、別途記事にして紹介いたします。
相鉄本線伝統の種別「急行」が全て消滅

今回の全列車運転時刻公開で、相鉄本線の伝統種別「急行」の記載がない事が判明しました。
12月のプレスリリースには掲載されていなかった事、急行が使用する列車番号の1000番台が開けられている事から、今回のダイヤ改正で廃止ではなく休止という見方も考えられます。
2024年以降の利用状況を鑑みて、復活の可能性も捨てきれないでしょう。
まさかの東急車が相鉄横浜へ定期入線

今回の全列車時刻公開では、運行番号が記載されています。
その運行番号の詳細を追うと、東急の電車が、自社線に戻らずに、相鉄本線の横浜駅へ入線する運用、
俗に言うアルバイト運用が、様々な時間帯にそれなりの本数で走ることが判明しました。
アルバイト運用に使われる車両は、東急東横線10両編成、東急目黒線8両編成の両方のようです。
横浜~海老名を結ぶ快速・特急や横浜~湘南台を結ぶ各駅停車・快速はもちろん、
今回のダイヤ改正にて新設される、横浜~西谷間の区間列車(西谷ピストン)の設定も、数本ある事が判明しています。
おわりに
今回のダイヤ改正は、直通運転の規模や、車両運用のカオスさから、一目で追いきれるものではありませんね…
今後も、この運転時刻や車両運用に関して、気になる事や気が付いたことがあれば、記事にして紹介いたします。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
当ブログを応援してくださる方は、鉄道コムのリンクを押していただくと嬉しいです↓
首都圏各私鉄のダイヤが乗っている東京時刻表が予約開始中です。
ご予約はお早めに↓